宇津救命丸株式会社

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まじめブログ  コデインの話

私のブログも、薬メーカーの社長として、薬剤師として、
たまにはアカデミックなことも書かないと・・・


先日、厚生労働省が、せき止め薬などに使われてる成分
のコデインを含む医薬品について、小児への処方を制限
する方向で検討すると発表しました。新聞やヤフーニュース
でご覧になった方もいらっしゃるでしょう。


コデインは、モルヒネに類似した成分で、化学構造も大
変よく似てますが、副作用や依存性は低いそうです。
モルヒネに比べて痛み止めの効果は1/6と低く、逆に咳
止めとしての効果は高いので、古くから咳止めの成分と
して使用されてきました。近年では、副作用を抑え効果
を高めたジヒドロコデインとして、鎮咳薬(せき止め)や
風邪薬に配合するのが一般的です。


コデインは、モルヒネと同じくもとはアヘンから抽出され
た麻薬です。ただし、濃度が1%以下のものは家庭麻薬と
して市販薬に配合することが許可されてます。
ただ、製造するときは大変。麻薬を扱う許可が必要な上、
1年ごとに使用量を申請し、残してはいけないルール。
だから、売れなくても製品にしなくてはならないのです。


作用としては、脳内の咳を起こす咳中枢の働きを直接
抑えるのでせき止め効果も高いのですが、呼吸抑制や
便秘、眠気などの副作用もあります。コデイン入りの
せき止め薬はよく効くけど、便秘になりやすいとよく聞
きます。


今回、厚生労働省が処方を制限するとした理由は、「小
児にごくまれに重篤な呼吸困難の副作用が生じる恐れ
がある」ということです。これは米国の政策に準じたも
ので、米国に副作用の事例が多いのは、薬を正しく服用
させていない人が多いというのも原因の一つとか。


市販薬では約600の製品で使われているそうですが、
最近の小児用のせきどめや風邪薬では脱コデイン化が
進んでて、コデインの入っている方が少ないでしょう。


もちろん、当社の「宇津こどもせきどめ」や「宇津こども
かぜ薬」にもコデインは入っておりません。
ご安心ください。