夜泣き|かんむしに宇津救命丸400年以上の歴史を持つ医薬品メーカー

Home » ブログ » 未知との遭遇

ブログ

blog

未知との遭遇

今年の4月ごろ、静岡の小児科の先生から連絡があり、9月
に小児科医・薬剤師・看護師の勉強会があるので、そこで
「かんのむし」の話をして欲しいとのこと。

お医者さんにかんのむしの説明!?  西洋医学の先生から見れ
ば、かんのむしの東洋医学的理論は異文化のようなもの。
ヤフーで「かんのむし」を検索すると、1番にウチの会社
のHP、3番目になんと私のブログが出てきます。でも、
かんのむしのきちっとした定義がなく、医療最前線の方た
ちから見ればツッコミどころ満載でしょう。

宇津救命丸に至っては・・・
たまに、「おかあさんが医師に救命丸を飲ませていいかと
聞いたら、そんなものは気休めだと言われた」という話
を聞きます。また、以前子供雑誌に夜泣きの記事とタイ
アップで広告を出したとき、本文に医師が「薬は病院で
もらいましょう」と思いっきり書かれて苦い思いをした
ことも。

それがトラウマで、エビデンス(証拠)を見せろ、とか臨
床データを出せとか反撃されたらどうしよう。
まさに未知との遭遇です。

というわけでちょっと躊躇しましたが、先生に「軽い気
持ちで」と言われ承諾しました。なかなかそんな機会は
ないですし・・・

先生がタイトルを考えてくれました。
「創業1597年  かんのむしを追いかけて」
いや、なかなかキャッチフレーズのセンスがおありです。

その後、当日のリーフレットが送られてきました。
タイトルは「乳児医療最前線」。えっ?1500円の有料?
しかも難しい講義のど真ん中に「かんのむしを追いかけて」
とのんびりしたタイトル・・・こんなんでいいのかなあ。
ますますプレッシャーがかかります。

それからの準備が大変。とくに最後の1カ月はお祭りの準
備と重なり、ブログの更新がなかなか出来なかったのは
このせいです。

歴史の話はたまにやりますが、かんのむしの話を40分も。
しかも、聞き手は医療関係者ですからいい加減なことは言
えません(いや、いい加減なことなんて言ってませんが)。

原稿はパワーポイント(文字や写真を自由にデザイン出来
るスライド)で作り、飽きないように文字が動くアニメー
ションを加えました。「こども大学」の原稿作りでやった
のでお手のもの。

パワポのいい所はメールで送れること。会場のパソコンに
送れば即投影出来、自分のパソコンを持って行かなくても
大丈夫なのです。

資料と商品サンプルを会場に送り、原稿も前日までに送っ
て準備万端。でも、万一のことを考え、結局重いパソコン
も持って行くことにしました。ここが心配性の泣き所。

当日、指定された「こだま」で静岡へ。名古屋の半分の
距離もないのに1時間半もかかるんですね。
静岡といえばタミヤ模型の本社があるところ。絶好の機会
なので早目に行って見学しようと申し込んだら土曜日は休
館とのことでした。今年一番の残念!

静岡駅に着きタクシーに。ここで初めて行き先を確認する
と、ゲッ!  静岡日赤病院!?。
タクシーですぐでしたが、さすが大きな病院。こんな所で・・・

建物に入り、誰もいない長い廊下を歩いてて、だんだん気
が滅入ってきました。

会場に着いて、呼んでいただいた先生に初めてご挨拶。
開業医の先生かと思ったら、お若いのに某大病院の小児科
診療部長。月に1度いろんな勉強会をやっているのだとか。

すでに30人ほどの人が来ていて、最終的に50人ほどになり
ました。会場内にはメーカー3社のブースがあり、地道な
活動をしてると感心。

最初のお話が、HTLVがなんちゃらかんちゃらと重要な内
容のようですが、こちらはさっぱり。
この雰囲気で2番目はキツイ・・・

さて、いよいよ出番。
その前に、備え付けのパソコンで操作してみるとアニメー
ションが動かない。ヤバ ! 急いで持ってきたパソコンを
つないでセーフ。重い思いして持ってきてよかったー。
備えあれば憂いなしです。

自分の長男の結婚式以来笑いを取るコツを学びました。
まずジャブを出して、反応がよかったので柔らか路線で。
その後は順調に笑いも取れて、和気あいあいと話が出来ま
した(最初に滑ったら真面目路線で行く予定でした)。

もちろん、かんのむしで40分話せる訳もなく半分は救命丸
の説明をバッチリ。話が終わった後も、20分ぐらい質疑応
答が続きました。ほんとは歴史も話したかったけど。

概して反応は良く「こんな薬があるとは知らなかった」、
「今度試してみたい」とかの声があり、反撃されるどころ
か、小児科医会会長からも「理にかなった薬」とお褒めを
頂きました。ただ、医療用で保険適用で無いのが残念と。

その後懇親会にも呼んでいただき、いろいろ質問を受けた
り、小児科の現場のお話も伺えました。
今度また機会を作って呼んでいただけるとのことで、小児
科の先生のトラウマも消えました。やっぱり、説明しなく
ちゃわからないですからね。

おみやげに、アンコたっぷりのどら焼きをもらいました。
口に入らないぐらい分厚いです。

結局、懇親会は10時近くまで続きました。これから東京ま
でまた1時間半かかるかと思うと・・・
でもちょうどひかりに乗れて東京駅まで40分。気分のいい
土曜日でした。