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笹離宮訪問

妻に、目的の前の序章が長いといつも言われるので、先に
目的の話を書くというスタイルに変えました。

先日、家庭薬の組合で、長野県の茅野にある笹離宮(蓼科笹
類植物園)の見学に行ってきました。

6000坪の敷地に国内外の120種類を超える笹を集めた、
たぶん世界でも珍しい植物園でしょう。この園は、笹の葉
のエキスを医薬品にしている製薬会社のO社長が造りました。
O社長とは以前からの知り合いですが、笹への愛が凄い人。

まだ完成していない7~8年前に一度見学に行ったことがあ
りましたが、全部完成して立派な竹の塀が出来てました。
まるで料亭の入り口のようです(たまに間違えられるそう)。

竹林を通って中へ。うちでは殲滅したおぞましい竹どもも、
このぐらいコントロールされてればいいですが。でも、
あの生命力にはもうこりごり。

中に入ると、桂離宮の改修を手掛けた有名な建築家が設計
したという数寄屋庭園が広がります。一面に、背の低い
小呂島竹(おろしま竹)が生えていました。

以前実家に来たO社長に、「日本庭園は芝ではなくこれに
しないと」と言われました。繁殖力が強く手間もかからず
お勧めだと。たしかにこの方が風情があります。でも、説
明されてた方は、けっこう雑草の手入れが大変だとか。
まあ、実務の人の話の方が正しいでしょう。

庭の話より、手入れの話に喰いついて頷いてるのは私と、
もう一人実家の庭の手入れをしている戦友の社長だけ。
やってなくては苦労はわかりません。

いろいろ手の込んだ造りでしたが、いっぱい説明を聞いた
のであまりよく覚えていません。敷き詰められた黒い石は
加茂川でしか採れない石とか。雨でよけいに黒く見えます。

この茶室で本格的なお茶をご馳走になりました。

笹園には、日本一大きな笹と小さな笹も含め、沢山の笹が
植えてあります。詳しく説明を聞きましたが、みんな笹だし・・・。

日本一背の高い笹。これは覚えてます。

地元の人が見学に来ると、みんな「笹はどうやったら退治
できますか?」と聞くそうで、笹園としては不本意と笑っ
てました。でも、その気持ちわかります。確かに笹は強い!
笹に除草剤が効かないのは、日本の除草剤はイネにやさし
く、笹はイネ科だからだそうです。

うちにも笹はあります。ほんとにやっかいもの(怒られそう)。

笹は、竹のように地下根茎でつながっているとか。
そういえば、笹と竹は同じイネ科で似てますが、別の種類
というのは案外知られてないらしいです。

竹と笹の違いの説明を聞いたあと、「では、これは竹でしょ
うか?笹でしょうか?」と聞かれ、友人の社長がまんまと
「竹」と答えました。ここは笹園だって!笹しかないんです。

笹は日本に古来からあったけど、竹は中国から渡ってきた
そう。では、パンダが食べてるのは竹か笹か。
笹という印象がありますが、正解は竹。もっとも、そもそ
もパンダは肉食だそうですが。

ではでは、七夕の短冊を吊るすのは?
歌では「笹の葉さらさら」と言ってるのに、いまは手に入
いりやすい竹がほとんど。まあ、同じイネ科だから、どっ
ちでもいいとネットに書いてありました。

笹(竹も)は60年に一度花が咲き、咲いた年は不幸があると
言われますが、ここではこれだけ種類が多いので、花を見
るのは珍しくない」のだとか。

敷地の奥に、笹で屋根を葺いた縄文式のような竪穴式の穴
ぐらがありました。

毎日囲炉裏に火を入れていて、ここに入ると落ち着くと
人気があるそうです。

これだけの施設を造ったのは凄いですが、ここを管理する
のはもっと大変でしょう。

次回は、恒例の道中顛末記です。