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夜驚症(やきょうしょう)って何? 対処法についても解説します。

2023年12月11日
夜驚症のイメージ画像

2023/12/11 文面を修正し、再投稿しました。

子どもが成長していく過程において、夜突然泣き出すことがあります。

赤ちゃんは泣くのが当たり前で、泣くことが仕事とも言われるぐらいです。でも、夜になって理由もなく泣きだし、いつまでも泣き止まないと本当に困りますよね。真っ赤になって泣き続ける赤ちゃんもかわいそうですが、寝不足が続くとご両親やご家族が精神的にも肉体的にも疲弊し、楽しいはずの子育てでストレスが溜まります。「夜になるのが怖い」というママパパも多いのでは?

幼児の年齢になっても子供が夜泣き出すことがあります。赤ちゃんの頃の夜泣きとは違い、夜驚症と呼ばれる症状です。この記事では夜驚症についての説明と、夜驚症と似た症状である夜泣き・寝グズリとの違いについて説明していきます。

夜驚症(やきょうしょう)とは?

夜驚症のイメージ画像

夜驚症とは、4歳から6歳ぐらいの子どもに起こりやすいと言われています。夜突然泣き出す点は夜泣きと同じですが、夜泣きは浅い睡眠(レム睡眠)の途中で泣き出すのに対し、夜驚症は深い睡眠(ノンレム睡眠)の中で、かん高い叫び声や悲鳴、泣き声を上げて突然目覚めてパニックを起こしているように見えます。子どもに夜驚症の症状が現れたら驚いてしまいますが、子どもは脳の一部だけが覚醒し、ほかは眠っている状態なので、声をかけても反応は鈍く、目を覚ました後も本人はほとんど何も覚えていないといった特徴がある、子供に多い睡眠障害です。夜驚症が発生する正確な原因についてははっきりしていませんが、発生するタイミングとしては眠ってから1~3時間ぐらいたった時間に起きることが多いです。

夜驚症はお子さんの不安や、「嫌だ」「怖い」という恐怖心や緊張から起こるといわれています。昼間怖い絵や本、動画を見て恐怖を感じたり、動物を間近で見たり、大きな音を聴いたなど環境、心理面での要因が刺激となり、発病の引き金になることもあるようです。

夜驚症と異なる夜泣きとは?

生後半年ごろから、赤ちゃんが理由もなく夜中に突然泣き出すことを夜泣きと言います。昼間は元気に遊んでいて、寝る前もご機嫌だったのに、夜中に急に泣き出していくらあやしても泣き止まない。具合が悪そうでもなく、おむつも濡れていないし空腹でもなく、なんで泣いているのわからないのが夜泣きの特徴です。

その原因は、成長に伴って発達する心と身体のバランスが崩れていたり、昼間体験した刺激が時としてストレスとなって、お子さんが興奮した状態になっていると考えられます。

寝ぐずりとは

夜泣きは赤ちゃんが寝ついたあとに泣き出すことをいいますが、寝ぐずりとはお昼寝前や夜寝る前に泣いたり、機嫌が悪くてぐずったり、だだをこねてなかなか眠りにつかないことをいい、年齢的には生後半年から2歳までが多いようです。

その原因は諸説ありますが、お子さんが「眠たいのに眠れない」「まだ遊びたい」「寝るのが怖くて誰かそばにいて欲しい」と訴える自我の芽生えともいえるそうです。

そのほか「たそがれ泣き」というのもありますが、これは「かんむし」に近い症状なので今回は省略しましょう。

夜驚症・夜泣き・寝ぐずりの対策は?

夜驚症については、お子さんの根本の不安を取り除き、気持ちをリラックスさせてあげることが重要です。

夜泣きはお母さんの永遠の課題。時代は変わっても、夜泣きに悩まされているお母さんは昔も今も変わりません。それどころか、いまはいろいろな環境の変化で、夜泣きは増えているのではないでしょうか。当社のアンケートでも、70%以上の方が夜泣き・かんむしに悩まされていると回答されています。
江戸時代のころ、赤ちゃんが訳もなく泣くのは、身体の中にいる虫のせいだと思われていました。当時の夜泣きやかんむしの対処法として、神社やお寺でお祓いしたり、アカガエルや孫太郎虫の乾燥したものを飲ませたりしていました。いまはネットや育児書にいろいろな情報や対処法が載っていますが、いかに夜泣きに悩んでいるお母さんやご家族が多いかがわかります。ただ、その対処法のほとんどがその場しのぎの方法なので、それをずっとやり続けるのは大変です。
その中でも毎日続けられるもっとも効果的な対応方法は入浴でしょう。

少しぬるめのお風呂にゆっくり入ると、身体をいやす副交感神経が高まり、身体をリラックスさせます。また、身体の深部の体温が下がると眠くなるので、就寝1時間前の入浴が最適。それは、入浴によって深部体温を温めると、その後下げようとする力が働き、深部体温が急激に下がってスムーズな入眠につながるからです。

宇津救命丸もお手伝いします

「夜泣きは時がたてばしなくなる」とか、「小児科に行って治療するほどでは・・・」「薬を飲ませてまで治すのは・・・」「そもそも夜泣きは病気なの?」と思われる方もいらっしゃると思います。でも、続く夜泣きをがまんして、つらい毎日を送らなくてはなりません。
「夜泣きは病気ですか?」というご質問がありますが、主に医療用で使われる漢方薬(抑肝散など)や、市販の小児五疳薬には、厚生労働省の定めた効能・効果として夜泣きはあります。
宇津救命丸は、お子さんの夜泣き、かんむし、胃腸虚弱を改善するお薬です。夜泣きも寝ぐずりも自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れて起きる症状です。宇津救命丸は生薬の力でそのバランスを安定にし、その場しのぎの対処法ではなく、根本から症状を改善します。
また、最近は腸と脳の働きはリンクしているというのが定説になってきていますが、宇津救命丸には健胃作用で腸の働きを整え、昂った気持ちを落ち着かせる作用があります。

夜驚症についても、天然由来の生薬の作用でお子様の高ぶった気持ちを落ち着かせることが出来ます。
いまから400年以上前に創られた宇津救命丸は、多くの赤ちゃんに使用されてきました。赤ちゃんの体質に合わせたゆるやかな作用の成分が徐々に効果を現します。即効性ではないので、なるべく1日3回服用し、1週間から数週間服用されるのが効果的です。

もう少し詳しく知りたい方は、下記の関連記事もご覧ください。

◎宇津救命丸について

◎夜泣きの解説