自家用車保険の満期が近づき、ネットの保険に代えようか
としばし悩みました。いままでずっと保険代理店でお願い
していましたが、盛んにCMをやってるネット型も気になっ
て。弟は早々と切り替え、安くなったと喜んでいます。
そこでネットで検索すると、各社の見積もりが一斉に取れ
るというサイトがありました。試しに車の車種や年式、保
険の等級、免許証の種類など質問欄を埋めて送信すると、
しばらくして各社から見積が送られてきました。価格に差
はありますが、確かに最低限の補償だけなら安い。
でも家族も使うし、やっぱりそれだけじゃ不安です。
そこで何社かのフォーマットに、オプションの車両保険、
搭乗者保険、レンタカー代や弁護士費用、などなどに丸を
つけてシミュレーションしてみると、そこそこの金額にな
りました。この時点で上下の差はけっこう開きました。
安いのはいいですが、その分サービスが心配です。そこで
一番安かった会社の口コミをみてみると、5つ星と1つ星
の両極端。5つ星の大多数は、とにかく安くてよかったと。
逆に1つ星のほとんどは、事故が起きたときの対応が悪か
ったと憤慨してます。「安くてよかった」と言う人はまだ
事故にあったことがなく、事故にあって初めて真価が問わ
れるのでしょう。
ネット型保険のサービスの実態はわかりませんが、やっぱ
り安くするには何かを削るしか・・・
次に、一番見積もりが高かった会社の口コミを見ると、評
判はまあまあ。そこでシミュレーションしてみると・・・
なんのことはない、いままでの料金とあまり変わらない結
果となりました。そこで、やっぱり今までの代理店にお願
いすることに。やっぱり信頼が第一です。
あれだけCMをやってても、ネット型保険の普及率はまだ
全体の約6%だとか。まだまだ日本は人対人ですね。
いったん見積もりをとると、その後は各社からダイレクト
メールの嵐。車検の前日まで「期限まであと何日です」と
カウントダウンのようなメールが来ました。
ここで保険加入時のお得情報。
むかしの保険料は若い人の方が事故率が高いと保険料も高
かったのですが、最近は老人の事故が多く、若い人の車離
れもあって、若い人の方が保険料が安いのだそうです。
なので、家族みんなが車を使う場合、主たる運転者をゴールド
カード保持者の若い人に設定すると割引率が大きくなるとか。
私も今回知りました。
ネット保険のCMを見て思うこと。
男の人が電話で「(事故の)相手に何を話していいかわから
なくて・・・」と。いやいや、そのぐらい自分でやった方が・・。
警備保障を派遣。
夜中の単独事故なら助かりますが、事故の相手方に警備保
障が来たら心証がよくないのでは。しかし、A社はセコム、
B社はアルソックを派遣すると言ってますが、両社が派遣
されて鉢合わせしたら・・・いや、こっちにも相手にも
セコムが来た方が見ものかな。
お兄ちゃんの車に甥が三脚をぶつけて傷つけたら、にこ
にこ笑いながら「大丈夫、気にすんな!」と。車両保険に
入っているから大丈夫ということですがこれには意義あり!
たいていの保険は5万から10万の免責があり(つまり5万は
自分で払う)、免責がないとしても保険を1回でも使うと
翌年から等級が下がって保険料が上がります。それも1回
だけでなく毎年ですから結構な負担。だからあんな傷ぐら
いで保険なんて使ったら・・・保険会社勤務の友人も苦
笑してました。
いや、それ以前に、車に傷をつけられて即笑顔で答えら
れるこの人は・・・
①車に興味がなく甥が大好き。
②沢山車を持ってて愛着のない車だった。
③保険の入ったレンタカーだった。
④ぶつけた甥のパパの車だった・・・これかな。