工場の一郭に小さな稲荷神社があります。
毎年2月の初午(はつうま)のときに、近くの安住神社から
宮司さんが着て、工場全員で安全祈願をしています。
初午とは、2月の初めの午の日に稲荷の祭りをする習慣
で、もともとは農業の収穫を願うお祭りだったようです。
午の日は12日に1回巡ってくるので、二の午、三の午
あります。今回は初午の日に都合が悪く、二の午で行事
を行うことになりました。
その前に、祠が古くてあまりにもみすぼらしいので、社
員から私の腕を見込んで(?)塗りなおして欲しいと頼ま
れました。その話は次回に。
当日、宮司さんの着替えも終わり、定時に式は始まりま
した。今年は何だか機械の音がうるさくて、宮司さんの
祝詞が聞き取れません。鳥居もピカピカ。
お祓いのあと、一人づつに玉串が渡され捧げました。
そのあと、全員でお神酒で頂きました。もちろん、私は
舐めるだけ。
これで今年も安全に操業できるでしょう。