Day2 癇癪レッスン
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癇癪レッスン

癇癪が起きたら——
明日から試せる「3つのステップ」

癇癪の正体がわかっても、目の前で泣き叫ぶ子どもを前にすると、頭が真っ白になってしまいますよね。

今日は、宇津救命丸が親子ケアの中で体系化してきた「かんのむし君メソッド」の考え方をヒントに、癇癪が起きたときにすぐ使える3つのステップをお伝えします。

ステップ1:可視化する
「あ、かんのむし君が来たね」

癇癪が起きたとき、最初にやることは「問題を外に出す」ことです。

「〇〇ちゃんの中のかんのむし君が暴れてるね」

こう声をかけるだけで、癇癪を「子どもの人格の問題」から「子どもの中で起きている現象」に変えることができます。

これを心理学では「外在化」と言います。問題を子ども本人から切り離すことで、「あなたはダメな子」ではなく「今、体の中で大変なことが起きているんだね」という理解に変わるのです。

ステップ2:客観視する
親も一歩引いて観察する

「かんのむし君が暴れている」と捉えた瞬間、不思議なことに親自身の気持ちも少し落ち着きます。

なぜなら、「この子をなんとかしなきゃ」から「今、何が起きているか観察しよう」にモードが切り替わるからです。

このとき大切なのは、すぐに止めようとしないこと。そして、言葉で言い聞かせようとしないこと。

実は、癇癪の大爆発中、子どもの脳は「過覺醒状態」にあります。交感神経が極限まで興奮し、言語を処理する脳の回路がいわば「オフライン」になっている。だから「やめなさい」「落ち着いて」と言っても、文字通り言葉が届かないのです。これは「聞いていない」のではなく「聞こえない状態にある」ということ。

癇癪には「ピーク」があり、ピークを過ぎれば自然に収まっていきます。安全を確保した上で、少し見守る勇気を持つこと。それが客観視です。言葉が届かない今は、体からのアプローチしかないのだと知っておくだけで、親の焦りもずいぶん和らぎます。

ステップ3:対処する
体を整えるアプローチ

癇癪が落ち着いたら、「心」ではなく「体」からのアプローチを試してみてください。

「心を落ち着けなさい」と言うより、体からのアプローチの方が小さな子どもには効果的です。昔の人が「疳の虫には薬を」と考えたのも、この「体から心を整える」発想と同じなのです。

今日のまとめ

▼ 明日のレッスン そもそも癇癪を「起きにくく」するための生活リズムの整え方をお伝えします。