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世界遺産と日本三景 景勝の旅

先日、家内とまた3泊4日のハードスケジュール旅行に行って
きました。


今回は、世界遺産になった石見銀山、、薬の神様が祭られて
いる出雲大社、三大砂丘の一つの鳥取砂丘、日本三景の天
橋立などの名勝をいっぺんに車で回って見てしまおう、という
盛りだくさんというか、無茶な企画です。
最初の目的地は石見銀山。ルートの重複を避けるため、出発
は広島空港からレンタカーで、いきなり140キロのドライブです。
石見銀山は、世界遺産に登録されてから交通規制が厳しくな
り、この時期はバスも運行中止。龍源寺間歩(銀山の坑道)ま
でのゆるやかな登り2.3キロを歩いて往復しなくてはなりません。
「歩かず、登らず、長居せず」をモットーとする我々にとって、ほ
とんど死の行軍。健脚のご老人グループにたびたび追いつか
れそうになりました。
私はほとんどの旅番組をDVDに録画しており、旅行に行く時は
それを見て研究します。ただ、いつも見すぎて、実際に行っても
あまり感動がなくなるのがたまにキズ。倉敷・津和野・白川郷
しかり、石見銀山もしかり。DVDで見たとおりでした。
 
        世界遺産の碑と坑道あと
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途中古いお寺などもあるのですが、みんな高い石段の上にある
ので、疲れきった観光客はほとんどスルーです。もちろん我々も。
お土産屋も食堂もほとんどなく、観光地ズレしていないのはいい
のですが、バスがないのはやはりマイナス。観光客には沢山来
て欲しいけど世界遺産は守らなければならない。地元の人には
悩ましいところでしょう。
ふもとの古い街並みはなにか懐かしい感じがしました。最後に
羅漢寺五百羅漢を見学。18世紀に銀山労働者の安全祈願や
弔いのために建立されたもので、こんな山奥の石窟の中に500
体もの石像を作っことは驚異です。
   自動販売機も街並みに溶け込む配慮が
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         五百羅漢の石窟
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見学が終わると、一路松江市へ。
城下町の松江市は、宍道湖と中海にはさまれた、うつくしい水
の都です。でも、私はこの旅行の前まで、この町が島根県の県
庁所在地どころかその名前すら知りませんでした。
まだ時間があったので、堀川巡りの遊覧船に乗ることにしました。
50分の行程でしたが、昨年行った萩と同じような上品で古風な
街といった感じを受けました。なによりも、どぎつい色やごちゃご
ちゃした看板がないのが好印象です。
         お堀を進む舟より
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宍道湖に沈む夕日も素晴らしいそうですが、それを見ている時
間もなく、今夜の宿のある玉造温泉へ。久々に歩いたので、旅
館で受けた足ツボマッサージは至福の時でした。
二日目は、松江市周辺を1日ゆっくり探索。そのために二泊目の
宿は一泊目の近くにとりました。いつも長居をしない我々の旅行
としては初めてのことです。
しかし、残念ながら天気は雨。とりあえず足立美術館に行きま
した。ここは、アメリカの雑誌で日本一の庭園と賞された4つの
庭園が見所。横山大観の絵画も数多く展示してありました。
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お昼は、宍道湖を望む食事処でしじみ料理を食べました。
食事が終わると一時的に雨がやんだので、松江城の付近を散
策することに。店のご主人が、近くだから車をここに置いて行き
なさいと親切に言ってくれました。でも、これが失敗の元。
お城まで1キロ近くあるうえ、武家屋敷や小泉八雲記念館を巡
ると、ほぼお堀を一周することに。かなりの距離を歩いたため、
松江城の天守閣を登る時は汗だくでくたくた。
お城の前にある大駐車場を横目で見て、降りだした雨の中を
また1キロ戻りました。
      堂々とした城は昔の姿のまま
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そんなわけで予定外の時間がかかってしまい、今回の旅行の
目的でもある出雲大社を今日中に見なくてはならないので焦り
ました。
カーナビの到着予定時間と競争で、急いで出雲の国へ。
冒頭に書いた出雲大社に祭ってある薬の神様とは、大国主命
(おおくにぬしのみこと)で、因幡の白ウサギにガマの穂にくる
まって治療することを教えたのが日本の薬の起源とされてい
ます。
      屋根だけしか見えない本殿
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テレビや写真でよく見る大きな注連縄(しめ縄)のある建物は
神楽殿で、拝殿はさらに奥にあります。ここでお参りをして帰っ
てしまうあわて者の人もいるとか。
現在本殿は改装中で完成は5年後とのこと。
ゆっくりする暇もなく、この日の宿のある湯の川温泉に向かい
ました。
  
      巨大な注連縄がある神楽殿
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三日目は一番大変な日です。日本海沿いに鳥取砂丘を回っ
て天橋立まで260キロのロングドライブ。
途中、友人に勧められた八重垣神社に寄りました。まわりに
お土産屋もないこじんまりとした神社で、お年よりも若い人が
目立ちました。木立の中にある「鏡の池」に占い用の紙を浮か
せて願い事をするので有名だそうです。
鳥取県内には高速道路がないとよく知事が嘆いていますが、
造りかけの高速道路が所々にあり、だいぶ時間の節約になり
ました。でも、そのほとんどが無料というのが解せません。
鳥取砂丘は思ったほどの広さではなく、砂丘に残る人の足跡
とイタズラ書きがちょっと興ざめで、観光化しすぎたところは石
見銀山と対称的でした。
     といっても、やはり広い鳥取砂丘
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思ったよりもスムーズに走れ、天橋立には4時ごろに着くこと
ができました。
宿は高台にあり、部屋とお風呂から天橋立が真正面に見え、
最高のロケーションでした。
翌日、レンタサイクルを借りて天橋立を渡りました。
両側を海と松林に挟まれた道を走る最高のサイクリング。この
道を通学路として使う学生がいるそうで、羨ましい限りです。
反対側のお店で乗り捨て、籠(この)神社をお参りしてからリフト
で傘松公園の展望台へ。
ここは、天橋立を股から覗く発祥の地(?)ということで夫婦で
実行。慣れないことをして頭に血が下がりフラッときました。
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帰りは観光船に乗って帰り、文珠の知恵の起源となった文珠
堂のある知念寺を参拝。
その後、最後の目的地である丹後半島の伊根に行きました。
ここは家の一階から舟で出入りする舟屋があることで有名で、
NHKの朝の連続ドラマの舞台にもなりました。
昔はここまで通じる道がなく、舟が唯一の交通手段だったそう
です。遊覧船に乗って、海側からそのめずらし町並みをながめ
ました。
       船から望む伊根の街並み
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帰りは宮津から高速道路に入り、伊丹空港へ。
今回の4日間の行程は840キロ。通った県は4県と2府。
かなりなハードスケジュールでしたが、いっきに見聞を広める
ことができました。
家に帰ると、二匹の犬が大歓迎。私はリリと、家内はモルと
しっかりと抱き合い、再会を喜び合いました。