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危機一髪

人生60年近く生きてきて、その間に危機一髪というシーンが何
度かありました。大きいのから小さいのまで。


1番目は車でガケから落ちた時。落ちちゃったんだから、危機一
髪というよりは「九死に一生を得た」といった方が正解でしょう。
友人たちと大月の山奥にドライブに行ったときのこと。砂利道の
カーブで深いわだちから外れ、20メーター下の崖下に落ちたの
です。しかし、、カーブから飛び出した時に大木に当ってスピード
が相殺され、沢をごろごろと横転して落ちました。
幸い友人2人と私は、当時珍しくシートベルトをしていたため、大
事にならずに済みました。人間ホットすると気が緩みます。車か
ら抜け出した我々は、「とにかく気を落着かせよう」とタバコを吸
おうとしてハッとしました。あたり一帯漏れたガソリンの匂いが充
満していたのです。あとでわかったのですが、前後のカーブは急
な崖で、もしそこ以外で落ちていたら助かりませんでした。
友人には大変迷惑をかけましたが、35年たったいまでも親しく
付き合ってもらっています。
2番目に命の危険を感じたのは、以前ブログにも載せた海で溺
れかけたときのこと(2007・8・6参照)。高校生の時、人気のな
い海で泳げないのにエアーマットにつかまって沖に出たら、マット
の空気が徐々に抜け、さらに引き潮でどんどん沖に流されて・・・。
あの時、突然の大波が来なかったらと思うと、正に危機一髪です。
踏み切りで、危機一髪ということも2度ありました。
むかしの車は、エンジンをかけるときにチョークというレバーを引
っ張ってかけたのですが、エンジンがかかったあとに戻し忘れる
とエンジンが止まってしまいます。私はそのミスを犯しました。し
かも止まったのは踏切のど真ん中。
この状態でエンジンが止まると、今度はなかなかかかりません。
間の悪いことに、めったに来ない列車が来て、警報機が鳴り初
めました。気があせるばかりで、降りて電車を止めることも忘れ、
ひたすらかからないエンジンをかけるばかり。ついに遮断機が
閉まり始めました。すると、近くにいた数人が駆け寄り、後ろか
ら押して踏み切りの外に出してくれました。ホントに映画の様
な危機一髪でした。
もう一度は結婚前に家内とデート中、おしゃべりに夢中になり、
遠くを確認しないまま踏切へ。すると、踏み切りを出る寸前、前
の車がストップ。ふと見ると、先の信号が赤で車がつかえてい
ます。後ろは後続車がいるし、反対車線は対向車が来るので
動けません。そこにまた無常の警報音。どーしようー!
すると、遮断機が降りる寸前に信号が青になり、タッチの差で
脱出できました。冷や汗がダラー。
これも昔の話。ある夏の日に、車で房総の海に行った時のこと。
車を止めて階段を下りて浜辺に行く途中、なにげなく後ろを振り
返りました。すると、車がゆっくりと動いてます。その先は崖。
ビックリして、飛ぶような速さで階段を駆け上がり、車に飛び乗
って事なきを得ました。昔は全部マニュアル車だったのでPレン
ジがなく、ハンドブレーキが緩くて動き出し、事故になることも多
かったようです。
最後はゆる~い危機一髪。
自動車事故にあい、むち打ち症で一月ほど入院したことがあり
ます。知り合いの病院だったので、特別に個室にしてくれまし
た。隣の部屋には、1年以上も入院している病院のヌシみたい
な人がいて、快適な入院ライフをいろいろ教えてくれました。
部屋には百円を入れて見るテレビがあったのですが、その隣
人がタダで見れる方法を教えてくれました。彼は二階の窓から
屋根の上に這い出て、雨どいの太い針金をはずしてきました。
その針金の先に100円玉と同じ大きさの円を作り、テレビのコ
イン挿入口に差し込むとテレビがつくというのです。親切を無に
はできないので、時々それを使わせてもらいました(30年前な
ので時効ということで・・)。
ある日、それを使ってスイッチを入れると、針金が中で引っかか
り抜けなくなってしまいました。引っ張っても押してもビクともし
ません。そのとき、トントンとノックの音。看護婦さんの検診で
す。こんな時に!まるでサスペンス映画。私はとっさにテレビの
前に立ち、針金が見えないように身体でガード。幸い看護婦さ
んには気づかれず危機一髪でした。悪いことはできません。