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新薬事法の施行

6月1日より、新しい薬事法が施行されました。


今回の薬事法改正は50年ぶりぐらいの大きなもので、
メーカーとしてもいろいろ対応をせまられました。
マスコミでも伝えられていますが、一番の目玉は医薬品
登録販売の資格を取れば、薬局・薬店以外でも薬が売
れるようになったこと。登録販売は、薬剤師免許に比べ
て比較的簡単に取得できるので、お店としては人材を確
保しやすくなるという利点があります。また人件費も安い
ため、経費が浮いた分価格を下げるという量販店も現れ
ました。
もちろん、薬剤師と同じにすべての薬を売るということは
できません。店頭で売られる一般薬すべてを1類から3
類まで3つに別け、登録販売者は2類と3類のみ販売が
できるのです。そのためメーカは、商品が何類であるか
の表示が義務付けられました。当社でも、20品目以上
ある商品のパッケージを替えるのが大変でした。
その分類は、1類はリスクの高いもの、2類は比較的リ
スクの高いもの、3類はリスクの低いものとなっていま
す。救命丸は分類上2類になりますが、リスクがあるよ
うな強い薬ではないので、メーカーとしては「効果の強
いもの」「効果の弱いもの」「それ以外のもの」として欲
しかったところです。
お店の陳列も変更され、1類はカウンターの後ろ、それ
以外の医薬品はカウンターから7メートル以内に置かな
くてはならないとされています。
もう一つの大きな変更点は、薬の通販が3類を除いて
禁止されたことです。もともと大衆薬は対面販売が基本
なので原点に戻った感じですが、この件に関しては賛
否両論あり、その後「離島に住む人といままで利用して
いた人に限り2年間の猶予を与える」という特例を出しま
した。もし、離島に製薬会社を移したら通販はすべてOK
なのか?などと考えたりして・・・
今回の薬事法改正は、規制緩和と規制強化、アメとムチ
のような感じです。いろいろな所で医薬品が買えて便利
になる一方で、不便になる人も出てきます。また、既存の
お店にとっては厄介な法律でしょう。
すべての人がハッピーになる法律作りは無理なのでしょ
うか?