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妹(義理)の受難

家内には年の離れた二人の妹がいますが、今回はその一番目
の妹の話です(個人情報につき、本人の承諾は得ています)。


家内と妹とは7つ違いで、私が初めてあったときはまだ中学生で
した。デートのたびについて来て、一緒に遊びに行ったり食事を
したり。実家は千葉で商売をしていたので、妹が東京の高校を受
験するとき、説明会に家内と一緒に付いていきました。余談です
が、受付で「あなたも受けるの?」と家内が言われ、若く見られて
大変ご満悦でした(当時22歳)。
家内と妹は、他人が見るとよく似ているらしく、私たちの結婚式で、
2人を見間違い、挨拶した友人がいました。よく東京に来ていた
ので、毎週のようにうちに泊まりに来ましたが、我々に子供が生
まれたあとは下の妹と一緒に、東京でも実家でもよく子供たちの
面倒をみてくれました。
そんな彼女が結婚し、偶然にもうちの実家の近くの矢板に住んで
います。我々が実家に行くと、よく夫婦で訪ねて来たり、一緒に
食事に行ったり。長い付き合いの上お互い話好きなので、よく冗
談を言い合ったり、何でも言える仲です。
その妹が脳下垂体に腫瘍ができ、手術することになりました。
発見のきっかけは偶然でした。飼い犬3匹が相次いで死に、精
根尽き果てたある日、彼女のろれつが回らなくなったのです。心
配して病院でMRIを撮ると、脳下垂体に腫瘍がみつかりました。
10万人に1人という確率の病気らしく、それも、舌のもつれは関
係がなかったとのこと。彼女は「飼い犬が身を挺して病気を教え
てくれた」と感傷的になりました。
幸い良性の腫瘍のようでしたが、あまりにも大きいので取った方
がいいだろうということに。脳下垂体腫瘍は、緑内障のように視野
が欠けたり、異常ホルモンが出ると末端肥大症になるそうです。
手術は地元よりも東京ということで、ネットで脳外科専門の病院
を探しあて、手術の運びとなりました。
現在の手術は進歩し、頭を開かず鼻の中から処置するそうで、回
復も割と早いとのこと。といっても入院は2週間。家族は遠くに住
んでいるので、代わりに家内が毎日付き添うことになりました。
家内がいないと不便なこともありますが、病気が病気なので、気
の済むようにさせました。
手術前に会うことはできませんでしたが、彼女を励まそうと「脳を
いじるついでに、おしゃべりを止めてもらったら?」と家内に伝言を
頼みました。
手術は無事に成功し、まだ集中治療室にいる時に面会に行きま
した。意識はハッキリしていましたが、ジョークに対する反応が
イマイチ。そりゃそうですね。
その後徐々に元気になり、家内と話していて大笑いした時、ドバッ
と鼻血が出て、マスクが真っ赤に染まってビックリしたそうです。
術後の回復も順調で一週間で退院になりましたが、彼女のおしゃ
べりを止めることはできなかったようです。
退院後、お礼に牛刺しをたっぷり送ってきました。旦那がまた無
類の肉好きなのです。それはまた別の機会に。
シソで巻いてお寿司にしました。
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脳下垂体腫瘍で末端が肥大する・・・。全身が肥大してるのはな
んのせい?