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サンダーバード

前回のブログで、ジョークで手押し車をサンダーバード1号・2号と呼び
ましたが、「サンダーバードって何ですか?」と聞かれました。なので、
今回はそのお話です。


私のいう「サンダーバード」とは、JR北陸線 のサンダーバード号(雷鳥)
ではありません。むかしテレビで放送された、国際救助隊という組織を
舞台にした人形劇です。当時は一世を風靡しましたが、最近の若い人
は知らないかも。これも時代ですね。
「サンダーバード」(原題Thunderbirds)は、1965年にイギリスで作られ
たテレビ映画で、日本ではNHKで放送されてました。私が初めて見た
のは中学生の時で、母の実家に行った時に祖父が見てました。一緒に
見ていてそのメカの精巧さと映像のリアルさに驚きました。当時祖父は
大フアンで、毎週楽しみにしていたそうです。
舞台は2065年(2026年という説もあります)、トレーシーと5人の息子
たちによる国際救助隊が、世界中で危険に陥っている人たちを助けると
いうストーリーです。悪役はほとんど出ず、困難な状況から強力なメカを
使って助け出すというのが基本です。もちろん無償で。いまだったら、あ
とで請求書が届くというシニカルな設定も面白そうです。とにかく平和的、
かつ道徳的なストーリーなので、NHKが放送していたのもわかります。
あやつり人形ですが、大人が夢中になるぐらいですから子供だましでは
ありません。スーパーマリオネットといって動きはとってもスムーズ。
少々頭でっかちでしたが、口の機構に電磁石が仕込まれており、声優
の録音したテープに合わせて口が動くというすぐれもの。後に作られた
「キャプテンスカーレット」では、均整の取れたスタイルに進化しました。
しかし、何よりも魅了されたのは、そこに出てくるスーパーメカ。当時CG
はなくすべてミニチュアですが、出てくる巨大メカや飛行機、ロケットなど
は本物を手がけているエンジニアが作ったとか。その外観の汚れや走
るときのサスペンションの動き、舞い立つほこりなど、躍動感は超リアル
でした。
ミニチュア特撮の鬼門ともいえる水・炎・爆発のシーンも、スローモーシ
ョン撮影をうまく使ってりアルに表現していました。特にすごいと思ったの
は、ロケットから出る噴射炎。日本の特撮物に出てくるロケットのそれは
ライターの炎のように情けなく横に曲がってしまうのに対し、サンダーバー
ドの噴射炎は本物のように力強く噴出してました(これも本物の技術を
使ったとか)。音楽もオーケストラを使って臨場感を高め、毎回わくわくド
キドキして見たものです。
さて、ここからが本題。国際救助隊が装備するメカはサンダーバード1号
から5号まであります。1号は偵察・指揮のロケット、2号はいろいろな救
助メカが入っているコンテナを運ぶ輸送ロケット、3号は宇宙ステ-ション
を往復する宇宙ロケット、4号は水中で作業をするミニ潜水艦、5号は世
界中の救助要請を受信する宇宙ステーションです。ブログで、1号・2号・
4号と言った意味がおわかりでしょう。
2号は事故状況にあわせて、メカが入ったいろいろなコンテナを選んで
運んで行きます。その中に、地面にもぐるために巨大なドリルが頭に付
いたジェットモグラというのがありました。当時、サンダーバードのプラモ
デルが流行し、コマーシャルでジェットモグラが地面にもぐるシーンを見
ました。ほ・欲しい!近所のプラモ屋で即購入し、高鳴る胸を抑えなが
らプラモデルを組立てました。
いよいよ完成し、土の上に置いてスイッチオン!強力なドリルが回転し、
ジェットモグラは地面の中に・・・・・あれ?ドリルが回転しても小さな穴
さえ開きません。そうか、地面が硬すぎるのか。そこで今度は砂場で実
験。今度こそ!と思ったのに、わずか1センチももぐりません。人生2度
目の挫折でした。いま思えば、自分のことながら中学生にもなって気づ
けよって感じです。4号のプラモデルも二度と浮上せず、池の藻屑とな
りました。
話は変わりますが、模型好きの私がもう一つすごいと思うのは「機関車
トーマス」です。顔はCG?ですが、ほかはすべてミニチュア。こどもの
お話と馬鹿にしてはいけません。ところが、最近久しぶりに見てすべて
CGになっていてビックリです。そういえば、2004年に劇場版の「サン
ダーバード」が公開されましたが、人は実写でメカはCGと聞いて愕然。
最新の技術でリメイクすればいいってもんじゃありません。模型好きの
少年がいなくなれば、将来の「もの作り」の危機です。
サンダーバードオフィシャルサイト
http://www.tbjapan.com/