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笹植物園と「くらすわ」

先日、ある製薬会社の工場見学に、日帰りで茅野まで行ってきました。


その会社は、大和生物研究所という笹のエキスを使った医薬品を作っ
ている製薬会社です。工場の横に、4千坪の敷地に120種類以上の
クマザサが集められている世界一の笹植物園が併設されているそう
で楽しみ~。
行きは、新宿発8時ちょうどのスーパーあずさ5号。あれ? むかしヒット
した歌では、「8時ちょうどの~あずさ2号」のはずでしたが・・・
調べたら、ヒットした翌年のダイヤ改正で下りは奇数、上りが偶数にな
ったため、あずさ2号は東京行きになってしまったそうです。
平日でしたが、車内は登山のかっこうをした中年の人たちで満席。
我々が降りる茅野の駅でその人たちも沢山降りてきました。
ラッキョウみたいな特急
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タクシーの運転手さんに聞くと、みんな八ヶ岳登山に行くのだそうです。
それも若い人はほとんどいないそう。中年は元気です。
東京は朝から猛暑でしたが、駅を降りるとちょうどいい気温です。さすが
海抜8百メートル。高尾山より2百メートルも高いのです。それでも運転
手さんは、「今日は特別暑い」と言っていました。
目的の会社は、駅からさらに30分ほど登って行ったところにありました。
山林の中のめずらしい工業団地にあり、まるで軽井沢の別荘地に来た
ようです。周りを見渡すとぐるりと高い山々に囲まれ、バツグンのロケー
ション。当社工場も田舎自慢じゃ負けませんが、うらやましい環境です。
工場内におじゃまして歓談したあと、笹植物園にある茶屋でお昼をご
馳走になりました。
この茶屋は、桂離宮や国宝の茶室を改修した高名な方の設計だそう
で、随所にふんだんに竹を使っていました。想像していた和室と違って、
扉や窓の無い立礼式(履物を履いたまま)の建物でした。いろいろな角
度から庭が眺められるように工夫されており、皇室をも迎えられるぐら
いの仕様なのだそうです。
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ヘイや門、建物すべてに竹を使ったこった造り。
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お昼を食べたあと、その奥にある笹植物園を散策しました。標高が高
いとはいえ午後の日差しが強く、さすがに汗ばんできます。植物園が
林の中の日陰でよかった。笹なんて数種類しかないと思ってましたが、
100種類以上もあるというのだからオドロキです。その中には、実家
の庭に沢山生えている憎たらしい笹もありました。聞くと笹はイネ科で、
ほとんどの除草剤がイネに無害なため、笹に除草剤はなかなか効か
ないとのことでした。
植物園内の案内図
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広い植物園内
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植物園の見学が終わった後に、工場内を見学させてもらいました。
大和生物研究所の主力製品は、笹のエキスから栄養成分を抽出した
ササヘルス」という医薬品のドリンクです。現社長の父上が開発され
たそうで、笹を原料とする医薬品は非常にめずらしいものです。
原料の笹は全国から買うそうですが、タダでいいから是非うちの敷地
の笹を刈って持ってって欲しい。最後に、笹を冷凍保存している大型
冷凍庫に入れてもらいました。汗がいっきに引っ込んで気持ちい~ 
と思ったら、今度は寒くて凍えそうになりました。
見学が終わったあと、家庭薬仲間の養命酒さんが諏訪湖のほとりで
始めた「くらすわ」というお店に連れてっいってもらいました。
ここは、信州地産地集マーケットというのだそうで、地元の企業とコ
ラボして地元に貢献するという、当社でも是非やりたいこと。
その規模は想像以上に本格的で、とても立派な施設でした。
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店内もきれいで品揃えも豊富。
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養命酒色のPRはほとんどありませんが、新製品の試飲がありました。
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階段にさりげなく生薬が。センスのよさが光ります。
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屋上の景色が素晴らしい。諏訪湖の花火の時は最高でしょう。
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店内にあるレストランで夕飯を食べました。ここは信州十四豚(ジューシー
ポークと読む)と地元野菜を使った料理が自慢のようです。店内にほと
んど養命酒色はありませんが、ここではウエイトレスさんが「信州十四
豚は養命酒の搾りカスを食べて育ちました」とか、「この鍋には養命
酒に含まれる生薬が入っています」とさりげなくアピール。
タジン鍋のスープのコクと深みが最高でした。
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夜6時40分の電車で帰りましたが、長野県は私の好きなところなの
で、ほんとは泊まってゆっくりしたかった。いつかまた来たいと思いま
す