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家内の手術  病院編

先日家内が手術を受け、10日間入院しました。


子宮と卵巣の摘出手術を受けたのです。平成7年ごろに子宮筋腫が見つかり、
検診のたびに大きくなったり小さくなったりしてました。以前より私は手術する
ように言ってましたが決断できず、15年もたってしまいました。でも最近片方の
卵巣が腫れてきて、先生の勧めもあり手術する決心がついたようです。
病院は新宿区にあります。家から近いこともあり、父が入院したのがきっかけ
で、母も入院し、私もお世話になってます。本館はかなり古い建物ですが、今
年の8月に新館が完成し、家内はそこに入院したくて手術を伸ばしてました。
担当の産婦人科の先生は、偶然にも母の子宮を取った先生。いま、卵巣の摘
出は内視鏡でき、入院も短く済むそうですが、家内は卵巣と子宮の両方なの
で開腹しなくてはならず10日間の入院が必要とのこと。私も10日ぐらいは1人
で生活していけますが、2匹の子供の世話が大変です。特に朝晩の散歩が不
可欠なため、飛び石連休を挟んで手術することにしました。
超近代的な新館
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旧館と比べると・・・
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検査があるので、手術の2日前に入院。荷物があるので付き添って行くと、私
が通ってる病棟とは段違いの綺麗さ。入口で受付けを済ませ、エレベーターを
降りるとさらにオートロックになっていて、名前を告げないと入れません。赤ちゃ
んの誘拐などないように、特に産婦人科のフロアーはセキュリティがしっかりし
てるのかも。
マンションのエントランスのようです
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部屋は4人部屋ですが、スペースは十分。隣とは棚で仕切られ、ほとんど個室
のようです。テレビと冷蔵庫付きですが、プリペイドカードが必要。このカードが
あれば、病院内の買い物、コインランドりー等すべてキャッシュレスで済みます。
これは隣りのベット。残念ながら窓際ではなかったですが、夜景が
素晴らしかったそうです。
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翌日、先生から手術の説明を聞くために病院へ行きました。病室に行くと、家
内が青い顔をしています。明日の手術に備え、下剤を飲まされたとのこと。
家内はデリケートなのか構造が単純なのか、すぐに薬に反応してしまい、特に
下剤を飲むと大変です。脂汗を流して苦しみながら、トイレに行ったり来たり。
ついに面会時間を過ぎても出てきません。困ってナースステーションの前を
ウロウロしていると、「宇津さんがどこにもいない」とちょっとした騒ぎに。まさか
怖くて逃げたとは思わないでしょうが、事情を話し時間をずらせてもらいました。
説明は、担当と助手の先生4人が揃い、ちょっと緊張。手術に至った経緯を聞
かされましたが、良性な腫瘍なので簡単な手術だとのことです。でも、ご主人
は万一のために9時半ごろ来てくださいと言われました。万一って・・・簡単な
手術って言ったのに。
病室に戻ると夕飯が用意されてましたが、家内は食べれないというので私が
食べました。下剤を飲んで夕飯を食べるというのもなんか変な話です。しかし、
病院食というのは相変わらず・・・です。昔私が入院したときも、おかずが甘い
カボチャで参ったことがありました。
当日、手術室に入るのが8時半。のこのこ9時半なんかに行ったのでは、あと
で何を言われるかわかりません。なので8時過ぎに病室に行くと、もう家内の
妹が来ていました。妹とは40年来の付き合いなので、2人で冗談を言って家
内の気を紛らわせました。「麻酔はすぐ効くのかな?」と心配するので、「おま
えはすぐに寝ちゃうから、『宇津さん!麻酔するから起きてくださーい』って起
こされるよ。」と言って笑いました。
時間になって看護師さんが迎えに来て、家内は手術室へ。父や母の手術にも
立ち会いましたが、こんな不安な気持ちになったかな?血のつながらない他
人なのに、夫婦というのは不思議です。
待ち合い室で妹とおしゃべりして待っていましたが、1時間ほどして廊下が騒が
しくなりました。どうも急患のようです。すると、患者の旦那さんらしき人が青い
顔をして入って来ました。続いて看護師さんが入って来て、「いま、先に始まっ
た手術を中断して緊急手術しますから」と男性に告げました。えっ!それって
家内のこと?まさかお腹を開いたまんま中断されてるわけじゃあ…
その後、彼が家族に電話してた話では、早産で、しかもへその尾が首に絡ま
っていたために帝王切開したそうですが、千グラムしかないと涙ぐんでました。
待ちに待った新しい生命が生まれたのに、これからどんな運命が待っているの
でしょう。見づ知らずの人ですが、赤ちゃんが元気に育ってくれることを願わず
にはいられませんでした。
12時近くになってやっと手術が終わり、先生から手術結果の説明がありました。
机の上に茶色い紙袋が置いてあるので、先生のお弁当かなと思ったら、そこ
からビンに入った卵巣と子宮を取り出しました。卵巣は真っ白で、ナスぐらいの
大きさ、子宮は意外に小さく、いくつもこぶがありました。あとで家内に、写真を
撮ったかと言われましたが、そんなことできるはずありません!猟奇的な夫と
思われます。説明中、1人の女医さんの目と鼻が真っ赤なのが気になりました。
単なるアレルギーか、それとも手術中に何か失敗して怒られたとか・・・まさか。
病室に行くと、家内はいろいろな管に綱がれ、ダースベーダーのように「シーハー
・シーハー」と言ってました。話すのが辛そうで、無事な顔を見たのですぐに妹
と帰りました。翌日病院に行くと少し元気になってましたが、麻酔が切れたあと
はかなり痛かったとのこと。布団をめくってみると、足にホースの付いたブーツを
はいてます。動かずに寝てると血栓ができるので、それを防ぐ圧力がかかるそう。
戦闘機パイロットが、下半身に血が下がるのを防ぐために着るGスーツと一緒だ
と1人納得。
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病院は通勤途中にあるので、退院までの毎日夕方寄って帰りましたが、だんだ
ん元気になってくると、あれ持って来いだの、これ持って帰れだのうるさいこと。
家内は、退院すると長い付き合いの先生と会えなくなるので寂しいと言ってまし
たが、今度入院する時は遠くの病院にしてもらいたいです。
次回は家事奮闘記編です