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ももとももの葉ものがたり

だんだん気温が暑くなって、アセモができる季節になりました。
アセモといえば、昔から桃の葉が使われてきましたが、桃は果肉・タネ・花にいろ
いろな効果があるようです。また、桃にまつわる話もいろいろあります。


桃は、中国で生まれた植物で、魔よけの力を持つといわれ、その考えが日本にも
伝わって、桃にまつわるいろいろな話や行事ができたと思われます。
「古事記」
古くは、古事記に桃が出てきます。
イザナギは、妻のイザナミを慕って黄泉の国に探しに行きますが、腐れ果て姿を
見られたイザナミ は、追っ手を使わして逃げる夫を捕まえようとします。このとき
イザナギが追手に投げつけたのが桃でした。
「桃太郎」
昔話で知られている桃太郎は、鬼ヶ島で鬼退治をするというものですが、この鬼と
は「厄」のことで、桃で邪気払いをするというのが話しの源になったという説があり
ます。
「ひな祭り」
ひな祭りは桃の節句とも呼ばれています。古くから中国では、桃の木に身体の悪
いものを取り除く力があると信じられていました。それが日本に伝わり、旧暦では
3月に桃の花が咲くことも重なって、ひな祭りに桃が使われるようになったといわ
れています。
「中国の桃神話」
昔の中国では、正月に「桃符(とうふ)」と呼ばれるばれる札を門口に貼るなど、桃
は魔除けなどに極めて強力なパワーがあると信じられていたようです。また、女性
の方から男性に恋心を知らせるのに桃を投げた風習があったり、多産祈願なども
あったとか。
西遊記の孫悟空が、不老不死の実を盗んで食べ、お釈迦様の怒りをかって岩山
に閉じ込められましたが、その実も桃でした。また昔の詩に、桃の木だけが生え
ている理想郷を桃源郷として描いています。
中国では、3000年以上前から食用として栽培されていたといわれています。日本
に伝わった時期は定かではありませんが、全国各地の遺跡から桃の種が発見さ
れており、縄文時代末期から弥生時代にはすでに食されていたとか。
日本で栽培されるようになったのは、江戸時代に入ってからのことですが、当時
の桃は甘みが少なかったため、おもに観賞用や薬用として使われたそうです。
明治時代に入って、岡山で新種の白桃が発見され(中国の上海水蜜桃が起源と
思われます)、その後品種改良を重ねて甘くなり、多くの人が食べるようになりま
した。
また、中国で誕生した桃はシルクロードをたどってペルシャへと伝わり、1世紀ご
ろには古代オリエントとギリシャ、ローマにも伝えられました。その後回りまわって
17世紀にアメリカ大陸にまで伝わったといわれます。ヨーロッパへ伝わった桃は、
品種改良の結果、黄色い黄桃に変わってました。
現在、黄桃の缶詰はほとんどがカリフォルニアで作られてるそうですが、私が小さ
かったころ、桃缶といえば黄桃で、なぜ缶詰だけ桃が黄色いのか不思議でした。
白桃の缶詰は高かったのか、その存在すら知りませんでした。そういえば、大学
時代に、サクランボは缶詰のしか知らないという友人がいました。
桃は、捨てるところがないといわれるぐらい、すべてが有効利用できます。
「果実」
食物繊維、カリウム、ナイアシン、カテキンなどの栄養成分が含まれていて、表面
のうぶ毛を洗い落とし、皮ごと食べることでより沢山の栄養を摂ることができます。
「種子」
桃の種は「桃仁(とうにん)」と呼ばれ、脂肪油、アミグダリンなどの成分が含まれ
ていて、消炎・鎮痛や血のめぐりを良くする作用があり、漢方では便秘、肩こり、頭
痛、高血圧や脳梗塞の予防に使われています。また、生理不順や生理痛、更年
期障害など、女性特有の症状の緩和に役立つことから、婦人病の漢方薬にも使わ
れます。
「花びら」
ケンフェロールという成分が含まれ、利尿、緩下の作用があります。漢方では「白
桃花(はくとうか)」と呼ばれ、利尿剤や下剤、むくみの解消、便秘改善、生理不順
に用いられています
本命の「桃の葉」
江戸時代より民間療法として、夏場のあせも、かぶれ予防に入浴剤として使われ
てきました。一説には、中国の魔よけという考えが日本に伝わり、暑気払いの意味
から「夏の土用は桃湯に入る」といった習慣ができたとか。
一方、桃の葉を煮詰めたものには、タンニンなどの消炎・解熱効果がある成分が
含まれており、あせもや日焼けなどに効果があって、いい伝えだけでなく、効能的
にも理にかなった民間療法といえます。
家内は、小さい時父親が桃の葉を採ってきて、煮つめてタライに入れて行水をして
いたそうです。60年前ですが。
桃の葉の入浴剤は、家庭でも簡単(?)に作れます。生の桃の葉30~40枚を刻み、
水2~3Lが入った鍋に入れて20分ほど煮ます。鍋が汚れないように、桃の葉は
ガーゼか布袋に包み、ホーロー鍋か土鍋を使うのがお勧めだそうです。半分くらい
まで煮詰めたら、ザルなどでこして完成。煎じた液体は日持ちしないので、使う分
だけ作るのが基本です。生の葉が手に入らない場合は、漢方薬局で売ってます。
でも、アセモのケアには、もっと簡単な方法があります。桃の葉エキスの入った桃
の葉ローションという便利な物があるのです。
去年の夏は、猛暑と節電で大人のアセモが増え、桃の葉ローションが大ブレイク。
当社のローションは、子供用として開発された数少ないアルコールフリー商品なの
で、最近増えている敏感肌の方にぴったり。 (久しぶりのPRでした)
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今年新発売のスプレータイプ。手の届かない背中のアセモにシュッと便利です。
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