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救命丸は漢方薬?

「宇津救命丸は漢方薬ですよね」と時々聞かれます。
生薬=漢方薬、と思われている方がけっこういらっし
ゃるようですが・・・。


結論からいいますと、宇津救命丸は漢方薬ではなく、
和漢薬、あるいは生薬製剤とよばれています。
漢方薬は4千年前の中国で誕生して、長い歴史と経
験から処方が完成し、その数は212あると言わてい
ます(文献により多少違います)。
日本にも古くから、漢方薬やそれに使われる生薬が
入ってきて、奈良の正倉院には当時輸入されたゴオウ
やジャコウが、貴重品として保管されていたそうです。
日本にも、古来から生薬(自然の動植物)を使った和
薬という民間療法がありましたが、その後漢方処方
を参考にして独自に作られたのが和漢薬です。
最近は、生薬を使った薬を総称して、生薬製剤とも呼
ばれています。
和漢薬や漢方薬は生薬そのものを使い、その総合作
用で身体全体を整え、病気に対する抵抗力を高めて
治します。
効きめはゆっくりでマイルドなものがほとんどで、長く
服用を続けることができます。
一方、西洋医学の薬も、もともとは生薬からスタートし
ましたが、より高い効果を求め、有効成分だけを抽出
することを考えました。
その後、その成分と同じ物質を科学的に合成し、改
良することから西洋薬の歴史は始まりました。
初めて人工合成で作られた西洋薬は、1897年に開発
されたアスピリンで、もともとはヤナギの木から抽出さ
れたサリチル酸を合成改良したものです。
西洋薬は、患部に直接作用して症状を抑えるため、
速くて強い効果が現われますが、効果の強い薬ほど
副作用も少なくありません。
生薬製剤がいいか西洋薬がいいか、などという単純
な比較はできません。薬の用途も適材適所です。
インフルエンザなどのウィルスには、西洋薬の抗生物
質以外に効果はありませんが、いま話題のタミフルの
成分は、もとをたどれば中華料理に使う香辛料の八
角なのです。
以前中国に行った時、病院を見学しました。
もちろん国立の大きな病院でしたが、広い部屋に沢
山のかまどがあり、いろいろな漢方薬を煎じていた
のにはビックリしました。それだけ、中国と漢方薬は
深ーい関係なのでしょうね。