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嬉しいプレゼントと、それが帳消しになった事件

月曜に工場で仕事があり、先週末から栃木の実家に行ったときのことです。


第一話 素晴らしき妻
実家では、いつも庭の手入れをしますが、一番大変なのは草刈りです。
今の季節はあっという間に雑草が伸びてしまうので、頻繁に手入れをしなくて
はなりません。その器械のエンジンの音と振動、油と青草の匂いにはうんざり
します。
二週間前に来た時、裏庭の雑草が伸びていたので、いまごろはボウボウにな
ってると思ってました。夜実家に着いて、朝裏庭を見てみると・・・あれ?雑草
はなく、黄色く枯れてます。家内に話すと、玄関から外に連れ出され、庭を見
てみろと言われました。
雑草が短くなって枯れてました。
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初めてやるとこうなります。以前、家内が刈った芝で、完全なトラ刈り。
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第二話 愚かな妻
植木の枝を切るとき、祖父が使っていた和バサミを大切に使っています。二度
庭で失くしたのですが、二度ともこの広い庭の中で奇跡的に発見。まだ切れ味
はいいのですが、だいぶサビが浮いてきたし、いつか研いであげたいと思って
ました。でも、刃物研ぎってどこでやっているんだろう?
土曜日スーパーに行くと、刃物の研ぎ屋さんが店を出していました。はるばる
宮城県から来ているそうです。これはグッドタイミング。夕方ハサミを持って行く
と、繁盛しているようで3時間ほどかかるとのこと。時間がないので、翌日取り
に行くことにしました。
翌日、家内が物干しの固定用台を買いたいと言うので、ついでにホームセンター
に行くことに。重いコンクリート製の台なので、トランクに新聞紙を敷いておきま
した。ホームセンターで買い物を済ませ、ハサミを取りにスーパーへ。研ぎ上が
ったハサミは新聞紙に包んでありました。開けてみるとピカピカで新品のよう。
これは嬉しい。おじいちゃんも、さぞ喜んでくれるでしょう。先が尖ってて危ない
ので、スーパーで買った食料品と一緒に、トランクの中に置きました。
家につき、重いコンクリの台を二つ下ろしている間に、家内はトランクの荷物を
下ろし、新聞紙も片付けてくれました。よく気のきく嫁です。車を車庫に入れ、
私は居間でテレビを見てました。家内は裏の焼却炉でゴミを燃やし、戻ってき
たので二人でお茶に。しばらくして「そうだ、あのハサミはどこだろう?」。
家内に聞くと知らないといいます。「ほら、トランクにあったろ?新聞紙に包んだ
のが」。瞬間、嫌な予感。新聞紙の上に置いた、新聞紙の包み。それを片付け
たのは家内です。「その新聞紙はどうした?」。家内の顔色が変わり、最悪の
答えがわかりました。「燃しちゃった・・・・」。
怒りよりも脱力感。せっかく研いでもらったのに、一度も使わないうちになんで
燃しちゃうんだ? 裏の焼却炉に行くと、まだ煙が出てくすぶってます。家内は、
溶けてしまったと思い、祖父に申し訳ないと泣いてます。まさか溶けはしません
が、加熱したら刃が鈍ってしまう。 いや、まてよ。刀鍛冶は、刀を鍛えるとき、
熱して冷します。水をかければ硬度が増すかな。あれ?逆だったか。
と考えてる暇もないので、焼却炉の中に何度も水をぶっかけました。まだ熱い
灰の中を探ると、下の方から見つかりました。ちょっと前まであんなにピカピカ
だったのに、いまや前より真っ黒。しかも、溶けたペットボトルがこびり付き、悲
惨な姿になってます。水で洗い、こびりついたプラを剥がしてなんとかきれいに。
でも油で磨いても、さっきのような輝きは戻りません。幸い、切れ味は鈍ってな
く、研いただけよくなった気がします。
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その日一日、家内はより一層いい奥さんになりました。