夜泣き|かんむしに宇津救命丸400年以上の歴史を持つ医薬品メーカー

Home » ブログ » 子供のワンダーランド

ブログ

blog

子供のワンダーランド

いま、子供たちの夢の国といえばディズニーランドでしょうが、私が小さいころは、
デパートが子供たちのワンダーランドでした。


その頃は遊園地も少なく、身近な遊園地といえば、デパートの屋上でした。
そこで遊んで、たまにはおもちゃを買ってもらい、お好み食堂でお昼を食べるの
が至福の楽しみでした。余談ですが、むかしはおもちゃをなかなか買ってもらえ
ませんでした。いまプラモデルを買い続けてるのは、そのときの欲求を満たして
いるのかも知れません・・・なんて。
当時のデパートは、屋上に象がいたり、地上と屋上を結ぶロープウェイがあった
りと、人を集めるためにアイデアを絞ってました。日本橋のデパートに、初めて
下りのエスカレーターができ(たしか白木屋だったと・・)、クロスした珍しいエス
カレーターを、家族でわざわざ見に行ったものです。
いまは、食堂街は専門店化してますが、当時は1カ所のお好み食堂しかなく、
カレー、ラーメン、日本そばなど、いろいろな物が頼める楽しみがありました。
もう一つの楽しみは、食後のソフトクリーム。いまでは、売店やコンビにでも売っ
てますが、当時は限られた場所でしか食べれませんでした。
当時は、食堂の席は早い者勝ち。人が食べてるそばに、次の人が立って待っ
てるので、ゆっくり食べてる暇もありません。母はこれをうまく利用。
私と姉が食後にソフトクリームをねだると、「次の人が待っているから今度ね」と、
何度も言いくるめられてました。いま、ソフトクリームに目がないのもそのせい?
専門店の無かった当時、衣料品や家具、電化製品など、あらゆる物をデパート
で買ってました。むかしはどこでも定価でしたから、プラモデルもデパートで。
たまに友の会から、全館5%割引などというハガキが来たら、それを握りしめて
プラモデル売り場に飛んで行きました。
30年ほど前、池袋の東武デパートのそばに、カメラの安売りの小さなビルがあ
りました。当時カメラはすべてフィルム式ですから、フィルムと現像はもっぱら
そこで。そのうち、店内に少量の安い家電が並ぶようになり、そのスペースは
どんどん増えていきました。そこが、ビックカメラの東京1号店(創業地は群馬)。
まさかそこが、有楽町や新宿のデパートの建物を買って、店舗にするほど大き
くなるとは・・・
たまにデパートに行きますが、買うのはもっぱら地下の食料品。いろんな専門
店の料理が買えるので、なんとなくワクワク。
今では、デパートの食品売り場が、私のワンダーランドです。