夜泣き|かんむしに宇津救命丸400年以上の歴史を持つ医薬品メーカー

Home » ブログ » 還暦スキーは命がけ

ブログ

blog

還暦スキーは命がけ

一年に一度の同窓会スキー行き、いろいろな目にあってきました。


スキーは、20年近く奥志賀の同じホテルに行っていますが、たまには違う場
所に行きたいと、昨年は浮気して妙高高原にしました。でも、やっぱりいつも
のホテルがいいということになり、また奥志賀に行くことに。でも、このホテル
を予約するには、長野の友人の涙ぐましい努力のお陰なのです。その理由は
去年のブログで 2012-02-04
このホテルは、オーストリアのホテルを模したもので、洒落た洋室が人気で
すが、今回は5人と人数が多いため、初めて和室にしてみました。部屋は10
畳と8畳の小綺麗な部屋。昨年の妙高の和室は、雪で窓が塞がってました
が、ここはライトアップされた外がよく見えます。なにより嬉しいのは、全体的
に床暖房されていて、畳も洗面所も暖かい。福井の寒い旅館とは大違いです。
20130126_204905.jpg
金曜日についたのは3人。あとの2人は明日来ます。到着が遅かったので、
夕飯は東京駅で買ってきた駅弁。テレビをつけて天気予報を見ると、北日本
は最悪の天気だそうです。新潟県に近い奥志賀も、週末は相当影響を受け
そう。去年の悪夢の再来です。
20130131_013742.jpg
翌日、天気は予報通りの大雪。外は相当寒そうです。でも老人スキヤーは
めげません。ホカロンを背中と右の太ももとお尻の三ヵ所に貼り、スキー靴の
にも中敷タイプを入れて万全の体勢。太ももに貼ったのは、動脈を温めれば
体温が下がらない(かも)と思い、お尻に貼ったのは、リフトに座ったとき冷く
ないため。さらに新兵器として、家内にネックウォーマーとシャツを縫い付け、
合体してもらいました。これで吹雪も大丈夫・・・でも大きな欠陥がありました。
コンビニ強盗ではありません
20130126_204928.jpg
奥志賀の最大の欠点は、チケット売り場が超不便な所にあること。ゲレンデ
の下にある、レストハウスの1階(ゲレンデの入口は2階)にあるのです。
スキー靴を履いてそこまで行くのは大変なので、いつもジャンケンで買いに
行く人を決めてました。
ところが今回、フロントで宿泊者割引で買えるとのこと。 やっとそうなりました
か! これで買いに行かなくて済む・・・と喜んだら、フロントでチケット代を払っ
て渡されたのは引換券。 なんのことはない、結局チケットはいつもの所に取
りに行くのか。ということで、やっぱり今年もジャンケン。負けた友人が行くこ
となりました。
外に出ると冷たい風にさらされ、急激に体温を奪われます。深い新雪の中を
300m先のリフト乗場に歩いて行くだけでもうクタクタ。チケットを取りに行った
友人はもっと大変です。ところが、リフト乗場に着いたら、そこに新しくチケット
売場ができてました。 いやー、友人には申し訳ないやら、可笑しいやら。
と笑っていたら、ストックを持ってないのに気づきました。玄関に忘れてきたの
です。仕方なく、またホテルまで取りに帰ることに。スキーヤーとして情けない。
でも、若いころ、スキー板を忘れてゲレンデにきた友人よりはましですが・・・
(その彼は、スキーウエアーを家に忘れて来たこともありました)。
リフトで山頂に上がると、とにかく寒い。しかも、視界が悪い上に、新雪で滑り
にくい。それでも、尾根伝いに隣接されてるゲレンデへいきました。土曜日だ
というのに、滑ってる人はまばらです。家内が作った新兵器は、付着した雪が
凍り付き、氷の板のようにコッチコチ。
午前10時の天気とは思えないでしょう
20130131_013949.jpg
滑り出して二時間。まだ10時代というのに疲れはて、過去最高記録の昼食
にしました。みんなが頼んだのはカレー。テレビによると、スキー場で一番食
べられてるのはカレーだそうで、冷えた身体がスパイスを欲するのだとか。実
験によれば、同じレトルトカレーでも、スキー場で食べさせたほうが、みんな
美味しく感じたそうで、中にはシェフが作ったと思った人もいたとか。我々が
食べたカレーも美味しかったけど、これは絶対レトルト!
20130131_014016.jpg
ここで、新兵器の欠陥が露呈。凍ったネックウォーマーが暖房の熱さで溶け
だしましたが、取り外せないので首周りがビショビショ。次回は、取り外し式
に改良しないと・・・
食事後、生気を取り戻して、さらに奥のスキー場へ。気温は益々下がってき
ました。そこでしばらく滑り、ホテルへ戻る途中、友人の1人がはぐれました。
ゲレンデの下でいくら待っても降りてきません。動かないとますます寒い。
仕方なく手袋を外して電話をしたら、指の感覚がなくなりました。凍傷って、こ
んな感じ?やむなく5本の指を口に突っ込んで温め、やっと感覚が戻りました。
ようやく連絡のついた友人は、ゴーグルが曇って滑れず、レストハウスの中
にいるとのこと。まったく極寒の地で人を待たせ、こっちは凍傷になる寸前だ
ったというのに(ちょっと大げさ)。ゴーグルなんて外して滑ればいいのに、と
思いましたが、翌日自分も同じ目に合うとは・・・
夕方、4時前にはホテルに帰還。気温はマイナス14度とのことで、頂上では
もっと寒かったのでしょう。部屋に戻り、さっそくお風呂へ。サウナで、凍てつ
いた手足を温め、吹雪を眺めながら入浴。これが至福のときです。
風呂からあがると、ホカロンの代わりに今度は身体中にシップを貼りました。
湯船から見える雪景色
20130201_144759.jpg20130131_014122.jpg
夕飯後のコーヒーは、窓際を予約したラウンジで。窓の外は見たこともないよ
うな荒れ狂った大吹雪です。明日は滑れるでしょうか・・・
20130126_204010.jpg
部屋に帰っても、さらに宴会は続きます。男が5人揃えばイビキも相当なもの。
寝そびれたら大変です。薬を飲んで、とっとと先に寝ました。
翌朝は、目覚めスッキリ。私のイビキが一番うるさかったそうです。外は相変
わらずの雪。滑らない友人が、こんな天気に滑るなんて物好きだと。いやいや、
福島からわざわざ飲みに来た君も相当物好きです。夕べ来た長野の友人も
スキーを棄権。まったく何しに来たんだか。
この段差が夕べから積もった雪。40センチはありますね。
20130131_014326.jpg
でも、シンシンと冷えるリフトに乗って山頂に向かっていると、部屋に残った彼
らの方が正解かも。山頂について、隣のゲレンデへ行こうと思ったら、通行止め
の立て札。きのう、私を凍傷にしかけた友人が、「ブログ用に写真撮ったら?」
と言うので、その気になってゴーグルを外してパチリ。それが運の尽きで、あっ
という間にゴーグルの中の水分が凍り、見えなくなってしまいました。またしても・・・
つまらない看板ですが、せっかくなのでアップします
20130131_014358.jpg
たしかに、ゴーグル無しで吹雪の中を滑るには、メガネをかけていても目が痛
い。こんなときに転んだら大変です。われわれの合言葉は「骨折したら寝たき
り老人」。それが危うく現実になりかけました。狭い林間コースを降りてくとき、
カーブで雪に隠れた根っ子に板が引っかかりました。瞬間、逆モーグル状態
で前に一回転。一番危険な転び方です。胸を強く打ったらしく、しばらく呼吸が
できません。一瞬、さっきの言葉が脳裏をよぎりました。
なんとか立ち上がって胸を触ってみると、痛みはあるものの、どこも骨は折れ
ていない様子。厚い脂肪も役にたったかもしれません。われながら丈夫です
が、ヒビぐらいは入ったかも。それでも止めずに、一人で緩やかな斜面の雅子
様ゲレンデで滑りました。そのころ雲が切れ、やっと日がさしてきました。
20130131_014445.jpg
これが今どき珍しい低速リフト。上に着くまでに風邪引きそうです。
20130131_014512.jpg
ホテルに戻ると、結局私が一番遅くまで滑ってました。みんな根性がない!
チェックアウトのとき、フロントの人が「またお待ちしております」と言うので、
「予約が取れたらまた来ます」と返しました。
空は快晴になってきて、午前中の天気がウソのよう。帰る日に晴れるという
最悪のパターン。来年こそは天気になりますように・・・って、まだまだやる気
満々です。