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当たり屋と押し売り

先月、初めて「当たり屋」にあいました。


ある会合で八重洲のホテルに行ったときのこと。駐車場が裏に
あるので、ホテルの横の路地に入って交差点で一時停止。左折
して信号が赤なので止まってました。すると、お年寄りがコンコン
と窓を叩きます。少し窓を開けると(窓は大きく開けてはいけませ
ん)、「旦那さん、交差点で私のこと見えなかった?」と言うので
す。
横断歩道を女性が渡っているのは見えましたが、このお年寄りは
見えませんでした。「どうしましたか?」と聞くと、「ぶつかっ
たんだよ」と言うのです。私は左折をするとき人一倍注意して、自
分の目で確認するので、絶対にぶつかってないという確信があり
ました。でも、強気で言われると万一ということもあります。
「 怪我されたんですか?」と聞くと、怪我はしてないが、押された
拍子にポケットの中の携帯が壊れたと言い、私に見せました。でも、
お爺さんの詰めが甘かった。その携帯は、メチャメチャ古く、コード
レスホンなみの大きさだったのです。これを見てピンときました。
もしスマホだったら信じてたかもしれません。
まあ、私も運転歴は長いので、携帯が壊れるぐらいの衝撃だったら
気づくはず。「警察を呼びましょう。」と言うと、「気を付けろ」と捨て
台詞を残して行っちゃいました。びっくりして話を信じ、弁償します
なんて言ったら、5千円とか一万円とかもらうんでしょう。時間があ
ればほんとに警察を呼んだのですが…
20年ほど前のこと、これも嫌な体験をしました。三車線の道を走っ
ていると、隣に並んだ車の助手席の人が何か叫んでいます。窓を
開けると、道を教えて欲しいと言うのです。車の中にはガラの悪そ
うなのが3~4人乗ってます。無視して絡まれても嫌なので、路肩に
車を寄せて停まりました。これが間違い。
すると、後ろに止まった車から若い男が一人 降りてきて、助手席の
窓を開けてくれと言います。何気なく開けると、窓から手をいれて
ロックを外し、助手席に乗り込んできました(不用意に窓を開けて
はいけないとはこの経験から)。そして丁寧に「じつは、高級雑貨
を扱っているが、商談が流れ会社に戻れないので、商品を買っても
らえないでしょうか?」と言うのです。
これは、押し売り+泣き売(バイ)のハイブリッド?
押し売りとは、昭和30年代頃にあった悪徳商法で、勝手に玄関に
上がりこみ、前科があることをちらつかせ、脅してゴム紐などを売り
つけること。
泣き売とは、やはり同じころ、路上でサクラと悲惨な話をし、周り
の人の同情をかって品物を売ること。
(参考図書 サザエさん)
最初は、アタッシュケースごと10万と言ってました。見ると、一見
オストリッチ風の財布、高級風ボールペン、高級風ライターなど。
でも、絶対偽物に決まってる。この男、言葉は丁寧ですが、私が
いらないと言っても引き下がりません。20分ぐらい粘ったでしょう
か。お金を持ってないと言い張ってると、ついに「いくらでもいい」
と言い出しました。
とっとと降りて欲しかったのですが、対応を間違えると何をされる
かわかりません。それに、後ろの車にも仲間がいます。仕方なく、
1万円しか持っていないと言って渡しました。
すると「あなたのような親切な方に会えてよかった。誰も停まって
くれないんですよ。」と言うので、「そりゃ当たり前でしょ!」と
言ってやりました。
最後に彼は「旦那さんの幸せをお祈りします」と言って降りていき
ました。まともに働けば、良い人だったのかもしれません。
商品?見かけよりひどいクズでした。まあ、一万円の被害で済んで
よかったです。