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いつまであるのか 新年会

この業界では、1月末になってもまだ新年会がありました。


薬業界には沢山の団体や量販店が新年会をやるので、1月末、いや、
2月に入ってもまだ新年会をやっているところがあります。
1月末にあったのは、東京生薬協会と某薬剤師会の新年会。東京生薬
協会は、生薬にかかわる製薬会社、問屋、小売、薬剤師、薬学の先生、
学生と多種多様です。会費が安いので、個人で参加してる方もけっこ
ういます。ここの会長は、友人の龍角散の社長です。
会場は、正月に揉みくちゃにされた神田明神の中にある明神会館。
なぜここかというと、龍角散の社長が神田明神の氏子代表だからで
す(代表は7~8人いるそうですが)。
神田JPG (1).JPG
生薬協会は秋田県と提携し、生薬の国内生産を目指しています。
日本でも生薬はかなり作られていましたが、徐々に価格の安い中国
産に移行して行きました。しかし、ここのところの中国産の価格の
高騰や安定供給に不安が出てきたため、国内で出来るものは国内で
と話が進んでいます。余談ですが、龍角散のCM(香川照之氏が出演)
に、秋田県知事が殿様役で出ています。
同じ生薬ネタですが、ある大手電機メーカーが生薬の人工栽培を研
究していて、目鼻が付いたとのことで生薬協会に入会しました。
たとえばニンジン(朝鮮人参)などは、薬用にするには栽培に6年間
かかりますが、人工栽培だと数ヶ月でできるとか。薬用の規格に合
わせるにはまだまだ時間がかかりそうですが、夢のある楽しみな研
究です。
その数日後、某薬剤師会の新年会に初めて参加しました。昨年、私
が講演をさせていただいたところです。現在の薬局は、一般薬の
販売よりも調剤が主流になっていますが、この薬剤師会の会長は
セルフメディケーションに熱心で、我々家庭薬を応援していただい
てます。
窓からライトアップされたスカイツリーが見えます。さてここは?
神田JPG (2).JPG
新年会というと、通常は会員の親睦が主ですが、この会は約8割が
来賓(会費は払いますが)という、ちょっと変わった新年会でした。
区長をはじめ国会議員の面々、それに調剤とは切っても切れない
医師会、三師会(薬剤師、医師、歯科医師)、あとメーカーなど、沢
山の方々がいらしてました。乾杯から中締めを含め、来賓の挨拶は
10名。着席のままだったからよかったです。
これまた余談ですが、三師会ならぬ六師会なるものがあると知りま
した。あとの三師は鍼灸師?看護師?・・・あと何だろうと考えて
もわかりません。好奇心のため、その薬剤師会の会長にお聞きした
ところ、ここは2つの地区に別れていて、薬剤師会、歯科医師会、
医師会が2つづつあり、合計六師なんだとか。聞いてみれば
「な~んだ」でした。
ところで、今度消費税が3%増えますが、それによって調剤薬局が
大きな問題を抱えていることを知りました。調剤薬局でもらう薬や
病院の診療費などの医療費には消費税がかからないのはご存知です
よね?でも、メーカーから(正確に言うと卸から)仕入れる医薬品に
は消費税が課せられているそうで、それを消費者に転化できないと
なると誰が負担しているのか?
それは調剤薬局なんだそうです。だから、消費税が3%、5%と上
がっていくと、調剤薬局の経営は苦しくなっていくという、なんだ
かおかしな話です。いずれは調剤の報酬という形で穴埋めされるの
でしょうが、まだ具体的な話はないそうで、政府のやることは片手
落ちです。
そういえば、消費税増税の話が出ると、必ず「食料品は除外する」
なんて話が出ては消えますが、これも同じように「消費税分を途中
の流通で吸収しなくてはならない」なんてことでは実現するわけ
ありません。
それはさておき、新年会だなんだとバタバタしているうちに、もう
2月になってしまいました。