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長屋門コレクション

実家のある栃木県の高根沢地方には、今でも長屋門のある
家が点在します。
ウィキペディアによれば、もともと武家屋敷にあったもの
で、家臣を住まわせた長屋に門を作ったのが初めてだとか。
その後、苗字帯刀を許された富農や庄屋でも造られたよう
です。長屋門の意匠や構造はその家の格式や禄高によって
細かく決められていて、侍屋敷での長屋門の壁は漆喰が許
されたのに対し、民家では板張りが基本となっていたそう。
明治以降は自由に造られたようで、町長によれば高根沢地
方は昔から米どころで裕福な農家が多かったので、富の象
徴として長屋門が多いのではないかとのことでした。
長屋門といっても大小いろいろありますが、住宅以外の建
物をずっと維持していくのは大変です。本来のカヤ葺き屋根
の長屋門は個人宅では見かけなくなりました。うちの長屋門
も以前はカヤ葺きでしたが、15年ぐらい前に銅葺きに代え
ました。
いまはカヤを葺く職人がいないので、葺替えるととんでもな
い金額がかかります。また、たとえ葺替えたとしても、鳥が
巣作りのために取っていったりして、長持ちしないそうです。
ちなみにこのカヤとは、ススキなどの総称のことで、ワラ葺
きとは違います。
典型的な長屋門。以前はカヤ葺きだったんでしょうね。
なが2 (2).JPG
かなり大きい長屋門。門というより塀という感じです。
なが10.JPG
これも大きな長屋門。しかし、みんな板張りではなく漆喰
ばかりです。みんなが武家だったとも考えにくいですから、
明治以降に建てられたのが多いのでしょうか。
なが5.JPG
セオリーから外れた長屋門。なぜか切り立った高台にあり
ますが、もしかしたら道を造るときに前を削られたのかも。
なが2 (1).JPG
ちょっと屋根が傷んでますが、建物を維持するのは大変
です。
なが3.JPG
超希少なカヤ葺き屋根。保存を頑張って欲しいものです。
なが4.JPG
屋根も外観もきれいな長屋門。もしかして新築?
なが6003.JPG
崩れてしまった長屋門。もしかしたら3.11の地震の時かも
しれません。撤去するのもお金がかかります(2年前に撮影)
なが7.JPG
小ぶりでかわいい長屋門。これもきれいです。
なが8.JPG
これも小ぶりですが厚みがあります。
ながや.JPG
珍しい赤い屋根の長屋門。
なが13.JPG
最後はうちの長屋門です。富の象徴で建てたわけではないで
しょうが、かなり大きい部類です。
家内が、汚れてるといって黒い板を水で洗い、白茶けてしま
いました。貴重な江戸時代の長屋門が・・・
なが12.JPG
工場_長屋門.jpg