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着るに着れない作務衣

3月の初めに、真岡市の法人会から去年の10月に行っ
た講演のお礼として作務衣(さむえ)をいただきました。
宇津救命丸の歴史の話をしただけなのですが、そのお礼と
してオーダーメイドで作務を作って頂くことになってたの
です。
その時の記事が法人会の機関誌に載りました。
公演.JPG
最初、礼品は益子焼とのお話でしたが、真岡木綿が県の
奨励だそうで、その木綿で織った作務衣を頂くことになり
ました。無粋な私にはその方がうれしいです。HPで見る
と反物の価格が載ってますが、仕立てるとなるとかなり高
価でしょう。県知事にも差し上げたそうでお揃いです。
作務衣とは、もともと僧侶が雑事の時に着ていた、いわば
洋風着物。それを真岡特産の木綿で作るのです。
かって真岡は木綿の産地で、江戸時代には木綿問屋の仕入
の約8割が真岡木綿だったそうです。戦後になるとその
生産はほとんど途絶えましたが、昭和61年に「真岡木綿
保存振興会」を設立し伝統文化をよみがえらせたそうです。
事務局の方に伺いましたが、真岡木綿会館を作ったときは、
有名になる前のあの富岡製糸場の人たちが見学に来たそう
です。県伝統工芸士3名を含む約20名の機織り技術者が
在籍し、綿の栽培から染色~機織りまで一貫しての手作業
で作るのだそうです。
私が頂ける作務衣もオリジナルで、染色からするとおっ
しゃってましたから、4ヵ月以上も時間がかかったてしまっ
たのでしょう。そういえば、採寸に来られた方は伝統工芸
士でした。
 
私はたしか「真岡つむぎ」と聞いた覚えがあったのですが、
紬(つむぎ)といえば一般に絹織物のこと。不思議に思っ
て調べたら、木綿の織のことも紬と言うそうです。また
「紡ぎ(つむぎ)」という別の意味の言葉もあるのでやや
こしい。
事務局の方が、わざわざ工場まで持って来て頂きました。
落ち着いた濃紺で、生地がしっかりしています。
厚い生地で手触りもいい。巾着付きです。
作務衣053.JPG
オーダーメイドなのでサイズもピッタリ。
着る010.JPGのサムネイル画像
庭仕事に使ってくださいと言われましたが、そんなのもっ
たいなくてとてもとても。自宅でもまだ着ていません。
今度お祭りをやったらその時着ようかなと思います。