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水辺の事故 私の体験

やっと梅雨もあけ、いよいよ夏本番となり
ました。
この時期、週末になると必ず起きるのが、
子供の海や川での痛ましい事故。
昔私も海で怖い思いをしたことがあります。


高校生の時ですが、数人の友人たちと海
に行った時のことです(ちなみに、男子校
だったので全員男)。
まだ海開きの前で、人気のない海岸で泳
ごうということになりました。
実は私はカナヅチで、これまた泳げない
友人と二人で、エアーマットにつかまり波
に乗って夢中で遊んでいました。
ふと振り返ると、思いのほか沖に来ている
ことに気づき、「これはまずい!」と直感し
ました。
ところが、浜辺に戻ろうと友人と足でかいた
のですが全然前に進みません。それどころ
か、すごい力でどんどん沖に引き寄せられ
ていきます。引き潮だったのです。
必死になっていくら足をバタつかせても沖
に流されるばかり。大声で叫んでも聞こえ
るはずもなく、手を振っても浜辺にいる友人
たちは、ふざけていると思って無視。
悪いことは重なりました。まるでドラマの
お約束のように、命の綱のエアーマットの
空気が抜け始めたのです。
必死で空気を入れながら、ふと「もしかした
らこれで死ぬのかな・・・」という思いが頭
をよぎりました。
そのあとどうなったのか?
結末は一瞬で訪れました。
不思議な話ですが、突然大きな波がき
て、二人はマットにつかまったまま、アッ
という間に浜辺に打ち上げられたのです。
それを見て、何も知らない友人たちは大
笑い。我々は恐怖に呆然としていました。
あの時、あの大波がこなかったら・・・
いま思い出してもゾッとします。
それ以来、海に行っても浜辺からは離れ
ないようにし、自分の子供たちには、水
の怖さをずっと教えてきました。
もしお子様連れで水辺に行かれる時は
十分に気をつけて、くれぐれも目を離さな
いようにお願いします。
余談ですが、その日家に帰ってその話し
をすると、祖母が「ご先祖さまが守ってく
ださったのよ」と涙ながらに言いました。
それ以来、私は毎年必ずお盆に墓参りを
しています。