胸に手を当てる50代の女性のイラスト

健康診断は“異常なし”。
なのに、なんだか調子が悪い。

それ、大人の疳の虫かもしれません。

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大人の疳の虫とは

子どもの疳の虫と同じ“揺れ”が、大人になって形を変えて出てくるものを指す、宇津救命丸の捉え方です。

「疳の虫」「大人の疳の虫」は医学用語ではなく、宇津救命丸に古くから伝わる捉え方です。

この記事のポイント
  • 大人の疳の虫は、子どもの疳の虫と同じ“揺れ”が、大人になって形を変えて出てくるもの(宇津救命丸の捉え方)
  • 朝のどうき、夜中の寝汗、立ちくらみなどは、体の「自動運転」(いわゆる自律神経)がゆらぐ時期に出やすい
  • 暮らしの手当てでできることがある。続くとき・急ぐサインがあるときは、かかりつけ医へ

ADULT “KANNOMUSHI”

大人の疳の虫あるある

ひとつでも「わかる」があったら、押してみてください。

あるある 01朝、起きてすぐ
どうき朝

朝、目が覚めた瞬間から、
心臓がバクバクしている。

よく聞く言い方

「心臓がずっとバクバク」「朝起きるとき動悸」「動悸がすごい」

大人の不調の投稿で、いちばん多い体の言葉が「動悸」。いちばん多い時間は、朝の寝起き。

あなただけでは、ありません。
朝は、体が「休むモード」から「動くモード」へ切り替わる時間です。
どうきのこと、くわしく読む→
あるある 02会議の前
どうき仕事

会議の前になると、
胸がざわざわして落ち着かない。

よく聞く言い方

「胸がざわざわ」「不安で動悸」「動悸が止まらない」

不調の声が出る場面は「ずっと・毎日」「最近」「朝」に続いて「仕事中・職場」が多い。

あなただけでは、ありません。
緊張したとき、体はアクセルを踏みこんでいます。
どうきのこと、くわしく読む→
あるある 03夜中の2時ごろ
寝汗夜中

夜中に寝汗で目が覚めて、
パジャマを着替える。

よく聞く言い方

「寝汗びっしょり」「また着替えた」「朝から洗濯」

寝汗の声の多くは、汗そのものより「着替え・洗濯」の話。

あなただけでは、ありません。
寝汗は、体の「自動運転」がゆらぐ時期に出やすいと言われています。
寝汗のこと、くわしく読む→
あるある 04朝いちばんの家事
寝汗朝

朝いちばんの家事が、
寝汗で湿ったシーツの洗濯。

よく聞く言い方

「寝汗が冷たくて」「朝シャン確定」「寝汗びっしょり」

寝汗の声は夜中と朝起きたときに多く、「しんどい」と並んで「なぜ?」という戸惑いの声がある。

あなただけでは、ありません。
寝汗は、季節や部屋の暑さだけで決まるものではありません。
寝汗のこと、くわしく読む→
あるある 05立ち上がった拍子に
立ちくらみ

立ち上がった拍子に、
目の前がすうっと暗くなる。

よく聞く言い方

「目の前が真っ暗」「クラクラする」「ぐらってなった」

立ちくらみが起きやすいのは、立ち上がったとき・伸びをしたとき・階段。

あなただけでは、ありません。
立ち上がるとき、体は一瞬で血の流れを調整しています。
立ちくらみのこと、くわしく読む→
あるある 06夜中のトイレ
立ちくらみ夜中

夜中にトイレへ立ったら、
ぐらっときて壁に手をついた。

よく聞く言い方

「ぐらってなった」「トイレ行こうとしたらクラッ」「ぶっ倒れそう」

夜中のトイレは、伸びをしたとき・階段と並んで、立ちくらみの声が多い場面のひとつ。

あなただけでは、ありません。
寝ている姿勢から急に立つと、立ちくらみは起きやすくなります。
立ちくらみのこと、くわしく読む→
あるある 07出勤前
お腹仕事

出勤前になると、
決まってお腹が痛くなる。

よく聞く言い方

「お腹痛くなる」「胃がキリキリ」「緊張でお腹」

痛みの声は、部位で言葉が分かれる。胸は「ざわざわ」、胃は「キリキリ」、お腹は「痛くなる」。

あなただけでは、ありません。
胃腸も、自律神経が動かしている場所のひとつです。
体のしくみを読む→
あるある 08深夜2時
眠り夜中

夜中の2時に目が覚めて、
そこから眠れない。

よく聞く言い方

「深夜2時は魔の時間」「寝付けない」「動悸で眠れない」

「眠れない」は、「動悸で眠れない」のように、ほかの不調と一緒に出てくることもある。

あなただけでは、ありません。
眠るときは、ブレーキ役の神経がうまく働く必要があります。
暮らしの手当てを読む→
あるある 09ふとした瞬間
心のゆらぎ

小さなことでカチンとくる自分が、
あとで嫌になる。

よく聞く言い方

「漠然とした不安」「不安感が辛い」「しんどい」

大人の不調の投稿では、気持ちは「不安」と「しんどい」が多い。同じくらい「笑い」に変える人もいる。

あなただけでは、ありません。
それは、性格や気持ちの弱さのせいではありません。
「我慢してしまう」を読む→
あるある 10季節の変わり目
ほてり

まわりは長袖なのに、
わたしだけまだ半袖。

よく聞く言い方

「私まだ半袖」「身体が火照って」「自家放熱」

不調の声が出る場面には「季節の変わり目」「休み明け」も並ぶ。

あなただけでは、ありません。
暑さ寒さの調整も、体の「自動運転」の仕事です。
体のしくみを読む→
あるある 11健康診断のあと
異常なし

健康診断は“異常なし”。
なのに、毎日なんだか絶不調。

よく聞く言い方

「はい異常なし」「すこぶる絶不調」「何でか分からん」

「検査は異常なし」「何科にも行った」という声が並ぶ。原因が「分からない」という人も少なくない。

あなただけでは、ありません。
数字に出にくい不調も、ちゃんとあります。
「異常なし」あるあるを読む→
あるある 12家族に話しても
伝わらない

「動悸がするの」と言っても、
家族はきょとんとしている。

よく聞く言い方

「伝わらない」「病は気から」「そんなこと言われても」

女性の声には、分かってくれる人・くれない人として夫や医師がよく出てくる。男性は「おっさん」と自分を笑いに変えることが多い。

あなただけでは、ありません。
見えにくい不調ほど、ひとりで抱えがちです。
「伝わらない」あるあるを読む→

「わかる」がいくつあっても、ひとつだけでも、あなたひとりのことではありません。

子どもは泣く。
大人は、我慢してしまう。

「疳の虫」は、病気の名前ではありません。子どものなかにある、まだ整っていない何かを指す、古い言葉です。夜泣きも、急な癇癪も、昔の人は疳の虫のしわざと呼びました。だれを責めるでもなく、受けとめて、暮らしのなかで折り合っていく。そういう前提でできた言葉でした。

子どもは、泣くことで、かんしゃくを起こすことで、まわりにSOSを出します。

でも大人は、我慢してしまう。

気のせいだろう。年のせいだろう。そう言い聞かせて、やり過ごしてしまうことがあります。けれど、揺れている中身は、子どものころと同じではないか。私たちは、そう捉えています。

子どもの疳の虫大人の疳の虫
出し方泣く・かんしゃく・夜泣き我慢する・笑いに変える
まわり気づいてもらいやすい気づかれにくい
本人の言葉(言葉にならない)「気のせい」「年のせい」「なんか絶不調」
体に出るところ眠り・お腹・機嫌どうき・汗・立ちくらみ・お腹・眠り

「更年期かな?」
「自律神経やられてる?」あるある

不調が続くと、人は理由を探します。大人の不調の声を集めてみると、原因として多く挙がるのは、次の順でした。

1更年期
2自律神経
3心・メンタル
4分からない
5年齢
6季節・寒暖差

当社へのアンケートやSNSの声を中心に、当社が整理したものです。

「自律神経終わってる」「バグってる」と、壊れた機械にたとえる人も少なくありません。

体の「自動運転」がゆらぐ時期

アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)のシーソーの図

私たちの体には、意識しなくても心臓・汗・胃腸・眠りを調整してくれる「自動運転」のしくみがあります。それが、いわゆる自律神経です。

アクセル(交感神経)
活動や緊張のときに働き、心臓の動きを速めます。
ブレーキ(副交感神経)
休むとき、眠るときに働き、心と体をゆるめます。

ホルモンの変化、寝不足、寒暖差、緊張の重なりでこのバランスがくずれると、どうき、めまい、汗、冷え、眠れない、だるいといった不調が、あちこちにばらばらに出てくることがあります。

子どもの疳の虫は、脳と自律神経がまだ育ちきらない時期のアンバランスから来ると考えられてきました。大人もまた、年齢を重ねるにつれて、いわゆる「自律神経の乱れ」と呼ばれる状態になりやすくなります。当社では、これを“心が揺れている”状態と呼んでいます。

更年期は、女性にも男性にもあります

女性
閉経(平均50歳前後)をはさんだ約10年間。ほてり・汗、めまい・どうき、落ち込み・イライラなどが出やすくなります。
男性
40歳を過ぎると男性ホルモンがゆるやかに下がり、疲れやすい、気力が出ない、イライラなど、女性と似た不調が出ることがあります。

更年期の症状があっても医療機関を受診していない人は、女性で約8割、男性で約9割という調査があります。

出典:厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」2022年、20〜64歳の男女5,000人、回答者の自己判断による集計。

「異常なし」「伝わらない」あるある

よく聞く声
  • 検査は全部「異常なし」
  • 内科、循環器科、婦人科…何科にも行った
  • 「病は気から」と言われた
  • 動悸がすると言っても、家族はきょとん
女性と男性で、言い方がちがう
  • 女性は、夫や医師を「分かってくれる人・くれない人」として語ることが多い
  • 男性は、自分を「おっさん」と呼んで、衰えを笑いに変えることが多い

大人の不調についての、リアルな話

夜や明け方になると、いてもたってもいられない不安が来て、胸がぎゅっと締めつけられるんです。50代になってからひどくなりました。妻に話しても、たぶん分かってもらえない。だから誰にも言っていませんでした。

――50代・男性

健康診断では特に何もないのに、なんとなく不調。職場の人間関係で、いつもどこか緊張が続いていました。

――60代・女性

お客様アンケートとお聞き取りをもとに、ご本人が特定されないよう要旨を整えています。

数字に出にくい不調は、まわりから見えにくいものです。けれど、見えないことと、無いことは、ちがいます。

「やってみた」あるある
→ 暮らしの手当て

「毎晩ココア」「早歩き」「風呂は命の洗濯」など、自分なりの工夫もよく聞きます。更年期への対応の基本は、生活習慣を見直すことだとされています。今日からできることを、ひとつずつ。

眠る

毎朝同じ時刻に起き、朝の光を。夕方からカフェイン・お酒は控えめに。

食べる

3食を抜かず、たんぱく質と野菜を。夕食は寝る2〜3時間前までに。

動く

早歩きくらいの運動を。座りっぱなしを時々やめる。

温まる

ぬるめのお湯に湯船で。首・手首・足首を冷やさない。

息をする

4つ数えて吸い、6〜8つで吐く。カチンときたときにも。

話す・書く

頭の中のモヤモヤを紙に3行。「最近ちょっと疲れてる」と、誰かにひとことだけ。

睡眠の目安は厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」、生活習慣の見直しが基本であることは日本産科婦人科学会の一般向け解説による。

症状ごとに、くわしく

抜けた先の、あるある

窓辺で穏やかに外を眺める60代の女性のイラスト

変わり目の不調は、ずっと続くとは限りません。時期が過ぎると、少しずつ落ち着いていく人も少なくありません。渦中にいると見えにくいものですが、変わり目には“その先”があります。

疳の虫は、もともと
大人の言葉でもあった

「疳」という言葉は、いまでは子どものものとして知られています。けれど、さかのぼると少しちがいます。

610年中国・隋の医書『諸病源候論』に「疳」が出てくる。このころは子どもに限らず、大人の衰えの文脈で使われていた。
992年北宋の『太平聖恵方』で、子どもの病のまとまりとして「五疳」が立てられる。
1597年下野国・高根沢で宇津救命丸が創業。施薬(せやく)の考えのもと、薬が体を、薬師堂が心を支えた。
明治以降「夜泣き」「疳の虫」の薬として、子育てのそばに。
いま疳の虫は、子どもだけのものではなく、生涯にわたって付き合っていくもの。私たちは、そう考えています。

古典の年代は当社の調べによる。

『大人の不調 読本』の表紙

このページのこと、体の変わり目のこと。
もう少しくわしく。

9つの不調と体のしくみ、暮らしの手当てを、冊子にまとめました。

『大人の不調 読本』を無料で受け取る

大人向けのお薬のご案内(しおり)も、別のメールでお届けします。

迷ったら、ひとりで抱えずに受診を

まずは、かかりつけ医で構いません。症状は全部話してください。読本のセルフチェック表と、飲んでいるお薬やサプリの一覧を持っていくと伝えやすくなります。

不調相談先こんなときは急いで
どうき・息切れ内科・循環器内科胸の痛み、冷や汗、息苦しさ
めまい・立ちくらみ内科・耳鼻咽喉科ろれつが回らない、手足のまひ
寝汗・ほてり婦人科・内科熱、せき、体重が減る
眠れない内科・心療内科寝ている間に息が止まる
イライラ・不安心療内科・かかりつけ医2週間以上続く、食べられない
胃腸・お腹の痛み内科・消化器内科胸の強い痛み
次の症状がある方は、すぐに医師の診察を受けてください。胸の強い痛み・締めつけ、冷や汗、息苦しさ、意識が遠のく、ろれつが回らない、手足に力が入らない、突然の激しい頭痛、胸の痛みが背中や左肩・あご・みぞおちへ広がる。迷ったら #7119(救急安心センター。使える地域はお住まいの自治体でご確認ください)へ。

よくある質問

大人の疳の虫とは、何ですか?

子どもの疳の虫と同じ“揺れ”が、大人になって形を変えて出てくるものを指す、宇津救命丸の捉え方です。朝のどうき、夜中の寝汗、立ちくらみなど、体の「自動運転」(いわゆる自律神経)がゆらぐ時期に出やすい不調を、まるごと受けとめるための言葉です。医学用語ではありません。

大人の疳の虫は、病気ですか?

病気の名前ではありません。子どもの疳の虫と同じ“揺れ”が、大人になって形を変えて出てくるものを指す、宇津救命丸の捉え方です。つらさが続くときや、急いだほうがよいサインがあるときは、医療機関に相談してください。

更年期とは、ちがうのですか?

更年期は、ホルモンが大きく変わる時期そのものを指す医学の言葉です。大人の疳の虫は、その時期に出やすい不調も含めて、「揺れ」をまるごと受けとめるための当社の言葉です。更年期の症状が気になるときは、婦人科(男性は泌尿器科・内科)に相談できます。

男性にもありますか?

あります。男性も40歳を過ぎると男性ホルモンがゆるやかに下がり、疲れやすい、気力が出ない、イライラなど、女性と似た不調が出ることがあります。

子どもの疳の虫の「出し方」(おまじない)は、大人にも使えますか?

手のひらに字を書く「疳の虫封じ」などは、子どもの揺れを家族で受けとめる昔ながらの習わしです。大人の場合は、暮らしの手当てのように、自分の揺れに気づいて、ひと息つける時間をつくることから始めてみてください。

「わかる」が多かったら、どうすればいいですか?

いくつあっても、まずは暮らしの手当てから。週に何度もある、3か月以上続く、家事や仕事に響いているときは、かかりつけ医に相談してください。読本のセルフチェック表が、相談の手がかりになります。

文:宇津救命丸株式会社 十九代 宇津善行(かんのむし研究家)/健康情報の監修:宇津善博(宇津救命丸株式会社 代表取締役会長・十八代・薬剤師)(このページの健康情報の部分。医薬品のご案内は含みません)/出典:厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」(2022年)、同「健康づくりのための睡眠ガイド2023」、日本産科婦人科学会「更年期障害」(一般向け)、総務省消防庁「救急受診ガイド」「救急安心センター事業(#7119)」、長崎大学病院の一般向け資料。文中の声やよく聞く言い方は、当社へのアンケートやSNSの声を中心に、当社が整理したもの。挿絵は画像生成AIで作成。

ここから下は、宇津救命丸株式会社の医薬品(第2類医薬品)のご案内です。上のあるあるや解説は、お薬の効能・効果を示すものではありません。

宇津救命丸(株)の大人の五疳薬

宇津救命丸(株)の五疳薬 30粒のパッケージ

子どもの救命丸は、夜なきやかんむしに。
大人の五疳薬は、年齢や自律神経の乱れによる、どうき・寝汗・立ちくらみに。

同じ「疳」の考え方から生まれた、大人のための薬です。

くわしく見る →

宇津救命丸株式会社 栃木県塩谷郡高根沢町大字上高根沢3987