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腸内フローラは3才までで決まる?こどものおなかを整えて腸内の平和を取り戻そう!

2019年07月18日

おなかは健康のバロメーターとも言われていますが、近年、おなか(腸)の調子が身体全体の健康に影響を与えることがわかってきました。

そこで、おなかと健康についてのお話です。

腸の中の細菌たち

腸内フローラとは大腸と小腸の間にいる細菌は1000種類以上、100兆個以上もいると言われています。その総重量は1.2キロにもなるとか。その菌は大きく3つのグループに分けられます。

カテゴリ 菌の名称 説明(当社の呼び方) 全体における割合
善玉菌 乳酸菌、ビフィズス菌など お腹の健康を守るヒーロー菌 2割
悪玉菌 ブドウ球菌など 平和を乱す悪者菌 1割
日和見菌 大腸菌など 普段はおとなしいのに、騒ぎが起きると良くも悪くもあばれ出す菌 7割

腸内フローラには善玉菌日和見菌悪玉菌がいます

その菌たちの住む世界が腸内細菌叢(そう)で、腸内フローラとも呼ばれています。フローラの意味は植物相で、顕微鏡で見るとお花畑のように見えるからです。
この腸内フローラは第2の脳と言われ、人の腸と脳には密接な関係があることがわかってきました。ストレスを感じるとお腹が痛くなる話はよく聞きますが、逆に、腸の細菌が神経系を通じて脳にシグナルを送り、身体全体に影響を現わすと言われています。
腸内フローラは第2の脳とも言われています

腸内フローラは健康のカギ

最近の研究では、全身の免疫細胞の7割が腸に集まっていることがわかりました。腸内フローラの状態が悪いと、肥満、糖尿病、動脈硬化、アレルギーなどの生活習慣病、大腸ガン、肝臓ガンなどの重篤な病気、自閉症、認知症、アルツハイマー病などの神経病に影響するというデータがあるそうです。
また、腸内環境を整えることにより、自閉症によるひきこもりが改善出来たという論文もあるほどで、腸内フローラを整えることは、おなかを健康にするだけでなく、全身の健康を守ることになります。

腸内フローラは3歳までで決まる。

腸内細菌叢がつくられるのは新生児から乳幼児期にかけてです。 そもそも、赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときは無菌ですが、お腹の外に出るときに口から消化管に菌が入り込み、腸内フローラをつくります。そして、生後3カ月から1歳2カ月ごろまでに腸内細菌は大きく発達し、3歳までに腸内環境は決まると言われています。
それでは、腸内フローラの世界で、どんなことが起きているのでしょう。

ヒーロー菌の活躍

おなか(腸内フローラ)の平和を守るヒーローが善玉菌。その代表は、乳酸菌やビフィズス菌です。乳酸菌はおなかの調子を整えるだけでなく、最近では一部の乳酸菌にかぜの予防や免疫力アップ、アレルギー発症予防効果があるというデータも発表されています。
しかし、腸内で活躍するヒーロー菌も、案外刺激に弱いという弱点を持っています。
腸内フローラの平和を守るヒーロー菌

腸内フローラの乱

腸内フローラには、2割の善玉菌と1割の悪玉菌、7割の日和見菌が住んでいます。普段は共存していて平和なのですが、食事や加齢、抗生物質などの影響でヒーロー菌が疲れ減少してくると、これ幸いに暴れ出すのが悪玉菌。これに多数派の日和見菌が加勢し、いっきにバランスが崩れて腸内フローラの平和が乱れてきます。こうなると便秘や下痢だけでなく、免疫力が低下して、様々な病気になりやすくなると言われています。
ヒーロー菌が減少すると腸内フローラの平和が乱れます。

ヒーロー菌の援軍

では、疲れ果て減少したヒーロー菌たちをどうやって助け、平和を取り戻すか。
究極は、元気な人のヒーロー菌をそのまま援軍として送り込むのが一番いいそうです。つまり、「便」を製剤化して飲ませること。海外ではれっきとした医療として実施されているそうです。
もちろんそこまでしなくても、食事で摂ることが出来ます。最近「腸活」なんて言葉も聞きますが、援軍となる善玉菌を含む発酵食品や、善玉菌を元気にするエサとなる食物繊維・オリゴ糖などを積極的に摂ることが大切です。
でも、発酵食品なんてお子様になかなか食べさせられない。
そんなとき、手軽に効率よく援軍を送り込み、腸内の平和を取り戻せるのが整腸剤です。

整腸剤の選び方

いま、乳酸菌が大ブームで、医薬部外品からサプリメントまで沢山の商品が出ています。乳酸菌は間違いなく善玉菌のヒーロー代表ですが、最近では一定量を飲み続ければ、腸に届くのに必ずしも「生きたまま」でなくてもいいというのが定説のようです。

宇津こども整腸薬TP

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もっと乳酸菌が活躍できるように「糖化菌」「酪酸菌」を加えたのが「宇津こども整腸薬TP」です。
乳酸菌、糖化菌、酪酸菌は相性がよく、お互いに助け合って増えていく腸内の三銃士。長い小腸と大腸は場所によって環境が違いますが、3つの菌は活躍する場所がそれぞれ違うので、腸内全体で活躍することができるのです。
宇津こども整腸薬で腸内の平和を守りましょう。

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