残暑の熱中症対策は?
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2024年08月23日
400年続く「夜泣き」「かんむし(子どものストレスによるギャン泣きやイライラ)」など子育てのお悩み解決のお薬「宇津救命丸」
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最終更新日:2026年5月
この記事を書いたのは
創業420年以上。宇津救命丸株式会社に勤務する薬剤師、登録販売者が解説します。

「急に目の前がグルグル回るようなめまいがする」
「天気が悪い日や低気圧が近づくと、めまいと一緒に頭痛や吐き気がしてつらい…」
そんなつらいめまいの症状に悩まされていませんか?
めまいの治療や予防において、医療機関や薬局でよく選ばれている漢方薬の一つが「五苓散(ごれいさん)」です。 しかし、「自分のめまいにも本当に効くの?」「他のめまいの漢方薬と何が違うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、五苓散がめまいに効果を発揮するメカニズムや、効果的なめまいの種類、他の漢方薬との違い、そして吐き気があるときでも正しく服用するための具体的な飲み方までを分かりやすく解説します。
目次
漢方医学では、人間の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つの要素がバランスよく巡ることで健康が保たれていると考えます。
このうち、めまいの大きな原因となるのが「水(すい)」の巡りの滞りです。体内の水分代謝が悪くなり、不要な水分が局所的に溜まってしまう状態を「水滞(すいたい)」または「水毒(すいどく)」と呼びます。
人間の耳の奥にある「内耳(ないじ)」には、体のバランスを保つ三半規管があり、その内部はリンパ液(水)で満たされています。 体内の水分バランスが崩れて内耳に過剰な水分が溜まると、いわば「耳の中が水ぶくれ(内リンパ水腫)」の状態になり、脳に正しい平衡感覚の信号が送られなくなってめまいが引き起こされるのです。
五苓散には、水分を無理に体外へ排出するだけの利尿剤とは異なり、「多すぎる場所(耳や頭など)から水分を抜き、足りない場所(血管内など)へ戻す」という「利水(りすい)作用」があります。この働きによって内耳の水ぶくれが改善され、めまいがスーッと和らいでいきます。
めまいにはいくつかのアプローチがありますが、五苓散は特に以下のような特徴を持つめまいに強い効果を発揮します。
自分や周囲が時計回りにグルグル回っているように感じるめまいです。これは内耳の水分代謝異常(メニエール病や良性発作性頭位めまい症など)が原因であることが多く、五苓散の得意分野です。
雨の日や台風の接近など、気圧が急激に低下すると体内の水分バランスが乱れやすくなります。「雨が降るとめまいや頭重感がする」という低気圧性の不調に五苓散は非常に有効です。
「めまいがすると同時に、決まって頭が締め付けられるように痛む」「乗り物酔いのように吐き気がする」「顔や足がむくむ」といった症状は、すべて体に水が溜まっている(水滞)サインです。五苓散はこれらを同時にケアできます。
薬局などでめまいの漢方薬を探すと、五苓散以外にもいくつかの処方が見つかります。ご自身の症状に合わせて正しく選ぶために、代表的な3つの漢方薬との違いをまとめました。
| 漢方薬名 | 主なめまいの特徴 | 併発しやすい症状 | こんな人におすすめ |
| 五苓散(ごれいさん) | 回転性(グルグル)、低気圧によるめまい | 吐き気、嘔吐、頭痛、むくみ、口の渇き | 天気で体調が左右される方、胃腸が弱く吐き気が出やすい方 |
| 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう) | 浮動性(フワフワ)、立ちくらみ | 動悸(のぼせ)、息切れ、頭痛 | 立ち上がった瞬間にクラッとする方、神経質な方 |
| 真武湯(しんぶとう) | 車酔いのようなフワフワ・ゆらゆら感 | 冷え性、下痢、疲労感、新陳代謝の低下 | 高齢の方や、体が冷えるとまわりが揺れるように感じる方 |
💡 迷ったら: 「グルグル回るめまい+吐き気・頭痛・お腹のゆるさ」なら五苓散。
「立ちくらみ+胸がドキドキする・のぼせる」なら苓桂朮甘湯を選ぶのが基本の目安です。
漢方薬は通常、お湯に溶かして温かい状態で飲むのが一般的ですが、めまいが激しいときは強い吐き気を伴うことも少なくありません。「気持ち悪くて粉薬を水で流し込めない…」というときは、以下の飲み方を試してみてください。
嘔気があるときの「冷やし服用」テクニック
漢方特有の風味や温かさは、吐き気があるときには刺激になってしまいます。冷やすことで口当たりがすっきりし、胃への刺激を抑えてスムーズに吸収させることができます。もし服用後に戻してしまっても、15分ほど時間を置いてから再度この方法で少量ずつ試すと、徐々に胃に落ち着いていきます。
服用のタイミング
基本は「食前」または「食間(食事と食事の間=お腹が空いているとき)」の空腹時に服用します。お腹が空いているときの方が、生薬の成分が腸から効率よく吸収されます。
五苓散は「体力に関わらず使用できる」とされており、子どもからお年寄りまで幅広く使える比較的安全性の高い漢方薬です。しかし、医薬品である以上、まれに体質に合わない場合があります。
主な副作用のサイン: 皮膚の発疹・発赤、かゆみ、じんましん、または軽い胃の不快感など。
脱水時の注意: 体内の水分バランスを調える薬ですが、すでに激しい下痢や高熱で「極度の脱水状態」にある場合は、自己判断での服用を避け、医療機関を受診してください。
脳原性のめまいに注意: めまいのほかに「激しい頭痛」「手足のしびれや力が入らない」「言葉がうまく出ない」「物が二重に見える」といった症状がある場合は、耳ではなく脳の血管障害(脳梗塞など)の危険性があります。直ちに救急医療機関を受診してください。
◎頭痛…頭痛も起こりやすく、その特徴は頭の上に重い石を乗せたような痛みの頭重感や、きつい帽子をかぶって締め付けられるような痛みの頭帽感として表現されます。雨や気圧の変化による頭痛も水滞の頭痛の特徴です。

ここまで「めまい」に対する効果を中心に解説してきましたが、五苓散が整えるのはあくまでも「体内のトータルの水分バランス」です。

そのため、めまい以外にも以下のようなシーンで大活躍します。
夏の熱中症予防・暑気あたり: 暑さで汗を大量にかき、のどが渇いて水をがぶ飲みするものの、尿としてうまく排出されずに体がだるくなったり、頭痛やめまいがしたりする「暑気あたり(夏バテ・初期の熱中症症状)」に五苓散は非常に効果的です。水分を細胞内に正しく配分し、熱がこもるのを防ぎます。
二日酔いの頭痛・吐き気: お酒を飲みすぎた翌朝の「頭がガンガンする」「顔がパンパンにむくむ」「気持ち悪い」という症状も、アルコールによって引き起こされた深刻な水滞(水分代謝の異常)です。飲む前や、翌朝に服用することで素早い回復をサポートします。
「天気の悪い日のめまい対策」としてお守り代わりに持っておくだけでなく、夏の熱中症シーズンや、お付き合いの多い時期の体調管理など、五苓散は1年を通じて家族みんなの健康を守る万能な漢方薬なのです。
五苓散は、内耳の水分貯留(水滞)からくるグルグルめまいや、低気圧による頭痛・吐き気を根本からケアしてくれる頼もしい味方です。
宇津救命丸の五苓散は、お出かけ時や急なめまい発作のときにも携帯しやすい小包装(10包入り)をご用意しています。「まずは1種類の漢方を試してみたい」という方にもお求めやすいサイズです。
ただし、めまいの原因はさまざまです。しばらく服用しても症状が改善しない場合や、激しい痛みを伴う場合は、決して無理をせず専門医(耳鼻咽喉科や脳神経外科)の診察を受けるか、お近くの薬剤師・登録販売者にご相談ください。

商品画像をクリックすると宇津救命丸五苓散の詳細ページが開きます。
店頭にない場合は(当社通販サイト)
https://www.uzukyumeigan.co.jp/shop/goreisan/
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