赤ちゃんの夜泣きは、月齢によって特徴も原因も対処法も大きく変わります。
「うちの子は今◯ヶ月。これは普通?いつまで続く?」
このページでは、生後すぐから3歳までの夜泣きを月齢別に整理しました。お子さまの今の月齢にあったセクションだけでも、ぜひ読んでみてください。
400年お子さまの夜と向き合ってきた宇津救命丸が、薬剤師監修のもと、医学的な事実とご家庭で使える対処法をまとめました。
月齢別 夜泣き早見表

| 月齢 | 夜泣きの傾向 | 主な原因 | 対処の中心 |
|---|---|---|---|
| 0-3ヶ月 | 「夜泣き」より「新生児期の泣き」が中心 | 生理的欲求中心 | 授乳・抱っこ・スキンシップ |
| 4-6ヶ月 | 始まる子が増える | 睡眠リズムの発達途中 | 生活リズムを調える |
| 7-9ヶ月 | ピーク帯。週数回〜毎日 | 昼間の刺激の増加・人見知り | 環境調整・寝かしつけルーティン |
| 10-12ヶ月 | やや落ち着いてくる子も | 自我の芽生え | 安心感の演出 |
| 1歳-1歳半 | 落ち着く子が多いが、ぶり返しも | イヤイヤ期との重なり | 待つ姿勢・適度な距離 |
| 1歳半-2歳 | 多くは終息へ | 言語発達による表現変化 | 言葉でのやりとり |
| 2-3歳 | 続く場合は夜驚症の可能性も | 心理的成長 | 受診も視野に |
夜泣きはいつから始まり、いつまで・何歳まで続く? — 表現別の答え早見表
「夜泣きはいつから始まる?」「いつまで続く?」「何歳まで続く?」「赤ちゃんの場合は?」「子供になっても続く?」——表現は違っても、知りたいことはほぼ同じ。1枚の早見表でまとめてお答えする。
| 知りたいこと | 答え(目安) | 補足 |
|---|---|---|
| 夜泣きはいつから始まる? | 生後4〜6ヶ月頃から始まる子が多い | 0-3ヶ月は「新生児期の泣き」と区別される |
| 夜泣きのピークはいつ? | 生後7〜9ヶ月が最も多い | 毎日続く子も。1-2ヶ月で落ち着く傾向 |
| 夜泣きはいつまで続く? | 多くは1歳半〜2歳頃に終息 | 個人差大。3歳まで続く子も普通 |
| 夜泣きは何歳まで続く? | 一般に3歳ごろまでに自然に落ち着く | 4歳以上で激しい場合は夜驚症の可能性 |
| 赤ちゃん(0歳)の夜泣きはいつから? | 4-6ヶ月から始まり、9ヶ月でピーク | 0-3ヶ月は生理的な泣きが中心 |
| 子供(2歳・3歳)の夜泣きは何歳まで? | 3歳前後で多くは終息 | 環境変化(入園・引越し)で一時的に戻ることも |
| 4歳以上で夜中に激しく泣く場合は? | 夜泣きより夜驚症の可能性 | 夜驚症との見分け方を参照 |
表記がどうあれ、「いつから・いつまで・何歳まで」の答えは概ね 「4-6ヶ月に始まり、7-9ヶ月でピーク、1歳半〜3歳までに自然終息」。これを土台に、月齢別の詳しい傾向と対処は以下で順に解説する。
0-3ヶ月:「新生児期の泣き」と「夜泣き」の違い

特徴
生後3ヶ月までの赤ちゃんが夜中に泣くのは、ほとんどの場合「夜泣き」ではなく「新生児期の泣き」とされます。
主な原因
- 空腹(授乳間隔がまだ短い)
- おむつの不快
- 体温調節がまだ未熟
- 抱っこを求めるシンプルなサイン
対処の優先順位
- 授乳の確認(空腹のサインを最優先)
- おむつチェック
- 室温・衣服の調整(生後3ヶ月までは室温22-26℃が目安)
- 抱っこ・スキンシップ
赤信号(以下のいずれかがあれば医療機関にご相談を)
- 38℃以上の発熱
- 嘔吐や下痢が続く
- 泣き方が普段と明らかに違う(うめくような声、ぐったり)
- 哺乳量が極端に減る
4-6ヶ月:「夜泣きデビュー」が増える時期

特徴
生後4ヶ月頃から「4ヶ月の睡眠退行」と呼ばれる現象が起こりやすくなるとされます。それまでまとまって寝ていた赤ちゃんが、急に夜中に何度も起きるようになる、というご相談がよくあります。
主な原因
- 睡眠サイクルの再構築期
- 離乳食開始による消化リズムの変化
- 視覚・聴覚の発達による刺激の増加
- 寝返り・寝返り返りなど運動発達
対処の優先順位
- 朝起こす時間を一定に(光を浴びさせる)
- 昼寝のタイミングを調える(夕方以降は寝かさない)
- 寝かしつけのルーティンをつくる(お風呂→授乳→絵本→ねんねの流れを毎日同じに)
- 「ねんね前30分」を静かに過ごす
赤信号(以下のいずれかがあれば医療機関にご相談を)
- 体重の増加が止まる
- 発達の遅れが目立つ
- 寝かしつけにいつもより極端に時間がかかる(2時間以上など)
7-9ヶ月:夜泣きのピーク帯

特徴
多くのお子さまで、夜泣きが最もひどくなるのがこの時期とされます。「9ヶ月の壁」と呼ばれることもあります。
主な原因
- 昼間の刺激の急増(離乳食・外出・人との交流)
- 人見知り・後追いの始まり
- ハイハイ・つかまり立ちなど大きな運動発達
- 歯ぐずり(歯が生え始める)
対処の優先順位
- 環境の調え:暗さ(豆電球程度)・温度(夏26-28℃/冬18-20℃)・音(ホワイトノイズなど)
- 抱っこ・スキンシップを増やす:人見知り期は安心感が最優先
- 昼間の活動量を確保する:外気と光を浴びる時間を作る
- 寝かしつけのルーティンを定着させる
この時期は「乗り越える」のが基本
ピークは1-2ヶ月で過ぎることが多いとされます。「いつ終わるかわからない」ではなく、「あと少しの辛抱」と思って向き合ってください。
赤信号(以下のいずれかがあれば医療機関にご相談を)
- 親子ともに体調を崩しがち
- お母さん・お父さんが眠れず限界
- お子さまが昼間もぼーっとして反応が薄い
このような状況なら、医薬品という選択肢や、ファミリーサポート・産後ケア施設の利用も検討する時期です。医薬品の選択については、医師・薬剤師にご相談ください。詳しくは 夜泣きの薬・漢方 完全ガイド、 夜泣きで疲れたあなたへ もご参照ください。
10-12ヶ月:落ち着いてくる子と、続く子

特徴
10ヶ月頃から、夜泣きが少しずつ落ち着いてくるお子さまが増えるとされます。一方で、まだ続く子もいます。個人差が大きい時期です。
歩き始め・卒乳・離乳食完了期など、発達のイベントが続くため、新たな夜泣きのトリガーになることもあります。
主な原因
- 自我の芽生え(「こうしたい」という気持ちが出てくる)
- 歩き始めによる興奮
- 卒乳・夜間断乳に伴う変化
- 怖い夢・分離不安
対処の優先順位
- 言葉での安心の演出:「お母さん(お父さん)ここにいるよ」を繰り返す
- 昼間の遊びを充実させる:体を動かす時間を増やす
- 寝る前のスキンシップを丁寧に
- 夜間断乳を検討するなら計画的に(突然ではなく徐々に)
赤信号(以下のいずれかがあれば医療機関にご相談を)
- 普段と泣き方が違う/強い痛みのサインがある
- 体重が減る
- 落ち着きがなく、昼間も常に興奮している
1歳-1歳半:イヤイヤ期と夜泣きの重なり

特徴
多くのお子さまで夜泣きが落ち着いてくる一方、「イヤイヤ期」と呼ばれる自己主張の始まりが、新たな夜泣きの引き金になることがあります。
主な原因
- 自分の意思が強くなり、思い通りにいかない不満が夜に出る
- 言語発達の途上で、伝えたいことを伝えられないストレス
- 昼間のかんしゃくが夜まで尾を引く
- ぶり返し(一度落ち着いたのに突然また始まる)
対処の優先順位
- 「待つ姿勢」:すぐに止めようとせず、お子さまの気持ちが落ち着くのを待つ
- 昼間のストレス発散:体を動かす遊び・自然との接触
- 言葉での共感:「悲しかったね」「悔しかったね」と気持ちを言葉にしてあげる
- 大人の落ち着いた態度:親が焦るほど、お子さまも興奮します
赤信号(以下のいずれかがあれば医療機関にご相談を)
- ぶり返しが1ヶ月以上続く
- 食欲や体重の変化
- 昼間も極端に情緒不安定
1歳半-2歳:終息へ向かう時期

特徴
多くのお子さまで、夜泣きが目立たなくなってくるとされます。言葉での意思疎通が可能になり、「夢を見た」「お母さんがいなかった」など、原因を本人が伝えられることも増えます。
主な原因
- 怖い夢・幼児期初期の不安
- 環境の変化(保育園入園・引越し等)
- 弟妹の誕生
- 親の生活リズムの変化
対処の優先順位
- 言葉でのやりとり:「どんな夢を見たの?」「何が怖かった?」
- 昼間のスキンシップを丁寧に
- 環境変化があった場合は、安心できるルーティンを意識的に作る
- 絵本などで「夜」「眠り」をポジティブなものとして語る
赤信号(以下のいずれかがあれば医療機関にご相談を)
- 夜中に叫び声を上げる、目を開けたまま泣く(夜驚症の可能性を考えます)
- 親が声をかけても反応がない
- 朝起きてから、夜中のことを覚えていない
このような特徴がある場合は、「夜泣き」ではなく「夜驚症(やきょうしょう)」の可能性を考えます。詳しくは 夜泣きと夜驚症の違い(薬剤師監修) をご参照ください。
2-3歳:夜驚症との見分けが大事

特徴
通常の夜泣きは、多くが2歳前後で終息するとされます。3歳以降も夜中に激しく泣く・叫ぶ・パニックを起こすような状態が続く場合は、夜驚症の可能性を考えます。夜驚症の多くは、起き上がって泣いたり暴れたりすることもあるとされます。
通常の夜泣きと夜驚症の違い
| 項目 | 夜泣き | 夜驚症 |
|---|---|---|
| 起こりやすい時期 | 3ヶ月-1歳半 | 3歳-10歳 |
| 眠りの深さ | 浅い眠り(レム睡眠中)とされる | 深い眠り(ノンレム睡眠中)とされる |
| 抱っこへの反応 | 反応する、落ち着く | 反応しないとされる |
| 持続時間 | 数分〜数十分 | 数分(短い)とされる |
| 朝の記憶 | 覚えていることも | 覚えていないとされる |
対処
- 夜泣きが続いている場合:このページの1-2歳セクションを参考に
- 夜驚症の可能性がある場合:受診を検討。詳しくは 夜泣きと夜驚症の違い を
赤信号(以下のいずれかがあれば医療機関にご相談を)
- 夜驚症のような症状が週数回以上
- 昼間も情緒不安定
- 発達面で気になる点がある
このような場合は、小児科または小児神経科の受診をおすすめします。
月齢を問わず、お母さん・お父さんへ

どの月齢でも変わらない大事なことがあります。それは「夜泣きの原因は、あなたの育て方ではない」ということです。
夜泣きは、赤ちゃん・お子さまの発達過程で起こる自然な現象とされます。育て方が悪いから起こるわけでも、何かを間違えているわけでもありません。
そして、お子さまの夜泣きと向き合うお母さん・お父さん自身も、必ず休息をとってください。睡眠不足が続くと、判断力も体力も落ちます。それは、お子さまの育ちにも影響します。
あなた自身を許して、選択肢を広げて
「夜泣きで疲れたら、医薬品を頼ってもいい」「人の手を借りていい」「眠れる夜を作るために選択肢を使っていい」――どうかご自身を許して、選択肢を広げて、夜を乗り越えてください。
→ 夜泣きで疲れたあなたへ — 親のセルフケア
→ 夜泣きの薬・漢方 完全ガイド
宇津救命丸 — どの月齢でも頼れるお守り
宇津救命丸は、生後3ヶ月から服用できる小児用医薬品です。小児の神経質・夜なき・かんむしに用いる生薬製剤です。詳しい効能効果は添付文書をご参照ください。
400年、お母さん・お父さんの夜を支えてきた、ご家庭の薬箱に置いていただきたいお守りです。
よくある質問
うちの子は5ヶ月で夜泣きが始まりました。早いですか?
4-6ヶ月から始まる子が多いとされるので、ごく一般的なタイミングです。ピークは7-9ヶ月にやってくることが多いので、これからもう少し続くかもしれません。
9ヶ月で夜中に5回も起きます。これって普通?
9ヶ月はピーク帯とされるので、夜中に何度も起きる子は珍しくありません。多くは1-2ヶ月で落ち着いてくるとされます。
1歳半になっても夜泣きが続いています。心配ですか?
個人差が大きいので、3歳ごろまで続くこともあります。ただ、お母さん・お父さんが疲弊しているなら、医薬品や受診の選択肢も検討してよい段階です。
2歳で急に夜泣きが始まりました。なぜ?
環境変化(保育園入園・弟妹の誕生・引越しなど)が引き金になることが多いとされます。新しい変化が落ち着けば、夜泣きも徐々におさまります。
月齢が違うのに同じ宇津救命丸でいいんですか?
はい。宇津救命丸は月齢別に用量が決められており、添付文書通りに服用すれば0-3歳まで同じお薬で対応できます。
3歳以上で夜中の激しい泣き声が続きます。夜驚症ですか?
可能性を考えます。本人が朝覚えていない、声をかけても反応がない、起き上がって泣いたり暴れたりする、などの特徴があれば夜驚症の疑いが強いとされます。小児科または小児神経科の受診をおすすめします。
月齢別の対処を試しても効果がありません。
お子さまの個性によって、合う対処は異なります。生活リズム・環境調整を1-2週間続けても改善しなければ、医薬品や受診の選択肢を検討する時期です。
夜泣きはいつから始まりますか?
生後4〜6ヶ月から始まる子が多いとされる。0-3ヶ月の頃の泣きは「新生児期の泣き」と区別され、夜泣きとは少し意味合いが違う。早い子は3ヶ月から、遅い子は8〜9ヶ月で初めて夜泣きするケースもあり、個人差は大きい。
夜泣きはいつまで続きますか?/何歳まで続きますか?
多くは1歳半〜2歳までに自然に落ち着き、3歳ごろまでにほぼ終息する。一方で、個人差が大きく、3歳を過ぎても時折ある子は珍しくない。4歳以上で夜中に激しく泣く・暴れるケースは、夜泣きではなく夜驚症の可能性を考える。
赤ちゃんの夜泣きはいつから/いつまでですか?
「赤ちゃん」を0歳と捉えると、4-6ヶ月で始まり、7-9ヶ月でピークを迎え、1歳ごろから徐々に落ち着く子が多い。1歳半までに終息するのは赤ちゃんの夜泣きとしては一般的な経過。
子供(2歳・3歳)の夜泣きは何歳まで続きますか?
2-3歳の夜泣きは、保育園入園・引越し・弟妹の誕生など環境変化が引き金になることが多い。多くは数週間〜数ヶ月で落ち着く。3歳を過ぎても続く場合は、生活リズムの見直し+医薬品の選択肢を検討してよい段階。
夜泣きが長引いている(4歳以上)場合はどうすればいいですか?
4歳以上の夜泣きは少数派なので、まず「本当に夜泣きか/夜驚症か」を見極めることが大切。本人が朝覚えていない、声をかけても反応がない、起き上がって暴れる、などの特徴があれば夜驚症の疑い。夜泣きと夜驚症の違いで詳しく解説している。一度小児科または小児神経科の受診をおすすめする。