このページでは、「かんむし」と「夜泣き」のつながりを、現代の知見と「かんのむし君メソッド」という宇津救命丸独自の視点から、お母さん・お父さんに届くようにお話しします。
「かんのむし」って、結局なに?
「うちの子、よくかんむしを起こす」「夜泣きはかんのむしのせい」——こんな会話、いまも子育ての場面でよく聞きます。
でも改めて聞かれると、「かんのむし」とは何なのか、はっきり答えられない方が多いのではないでしょうか。
昔の言葉が、今もわたしたちの暮らしに残るわけ
「かんのむし」という言葉は、江戸時代より前から日本で使われてきました。当時、子どもが理由もなくぐずる、夜泣く、かんしゃくを起こす、こうした状態を、人々は「身体のなかにいる小さな虫が原因」と考えていました。
科学が進んだ今、もちろん「虫」がいるわけではないことはわかっています。けれど、「かんのむし」という言葉だけは、なぜか今も残っています。
なぜでしょうか。
それは、「言葉にできない子の気持ちの揺れ」を、家のなかで扱える形にするために、この言葉が便利だったからだと、わたしたちは考えています。
家のなかで言葉になる、ということ
「うちの子、また泣いてるけど、どうしてかわからない」——そんなとき、「ああ、かんむしね」と言葉にできることで、お母さん・お父さんは少しほっとできます。お子さま自身も、説明できない気持ちを「かんのむし」という名前で受け止めてもらえると、安心するものです。
「かんのむし」は、見えないお子さまの気持ちを、家のなかで見える形にするための、明るい知恵だったのです。
「かんむし」は病気じゃない、子の気持ちの揺れの呼び名
「かんのむし」は、医学的な病名ではありません。
夜泣き・ぐずり・かんしゃく・ギャン泣き・寝ぐずりなど、お子さまの気持ちが揺れて出てくるサインの総称、それが「かんのむし」と呼ばれてきたものです。
病気ではありません。お子さまの発達の途中で、ごく自然に出てくるものです。
夜泣きと「かんのむし」のつながり
夜泣きが続いているとき、お子さまの体のなかで何が起きているのでしょうか。
夜泣きの裏側で起きていること
夜泣きの正確な原因は、実はまだ完全にはわかっていません。睡眠のリズムが未熟なこと、昼間の経験が夢にあらわれて興奮していること、いろいろな仮説があります。
ただ、いずれの説でも共通しているのは「お子さまの神経の働きが、まだ大人のように安定していない」ということです。
大人とは違う、子どもの神経の発達途上
大人になると、気持ちや体は比較的安定して動きます。でも、生まれてからしばらくのお子さまは、その「安定させるしくみ」が育っている途中。だから、外の刺激や昼間の興奮で、夜に揺れがあらわれやすいのです。
「かんのむし」は、お子さまの神経が育つ途中で出てくる、揺れのサインと捉えるとわかりやすいかもしれません。
夜泣きは、その揺れが「夜」に出る形のひとつ。ギャン泣きや興奮泣き、寝ぐずりも、同じ揺れの違う出方です。
子の気持ちは7つのいろで見えてくる — かんのむし君メソッド
宇津救命丸は、400年お子さまの夜泣き・かんむしに寄り添ってきました。そのなかで気づいたのは、「お子さまの気持ちの状態」は、いくつかの段階で見るとわかりやすい、ということです。
これを「かんのむし君メソッド」として、7つのいろで表しました。
真ん中の「青(凪)」が、いちばん落ち着いている状態
7つの真ん中、そこにあるのが「青(凪)」です。
凪(なぎ)とは、海や湖の水面がなめらかで、波が立っていない状態のこと。お子さまでいえば、機嫌よく、笑ったり、集中して遊んだりしている、いちばん落ち着いている時間です。
この「青(凪)」の時間が長くなることが、子育てのひとつのゴールです。
「赤」と「紫」は興奮、「灰」と「黒」は沈み
「青(凪)」から外れていくと、上下に7つのいろが広がります。
興奮のほうへ揺れると、「紫」→「赤」と進みます。「紫」は少しソワソワしている状態。「赤」になると、かんしゃく、ギャン泣き、興奮泣きなど、外に強く出る揺れになります。
沈みのほうへ揺れると、「灰」→「黒」と進みます。「灰」は元気がない、ぼーっとしている状態。「黒」になると、夜泣きで眠れない、食欲がない、ぐったりしている、といった内に向かう揺れになります。
良い・悪いではなく、ただのサイン
「赤」も「黒」も、お子さまが揺れているというサインです。良い・悪いではなく、ただのサインです。
あなたのお子さまは、今どのいろの傾向にありますか?
ここで一度、立ち止まってみてください。
この記事を読んでいる今、お子さまはどのいろにいそうですか?
夜泣きが続いているなら、おそらく「黒」、または「赤」と「黒」を行ったり来たりしている傾向にあるかもしれません。
大丈夫です。それは、お子さまの神経が、まだ揺れやすい時期だというだけです。少しずつ「青(凪)」に戻る時間が増えていきます。
今夜できる「観る・調える」シンプル3ステップ
「じゃあ、わたしは何をすればいいの?」
そう思われたら、まず今夜できる、シンプルな3つのステップをお伝えします。
まず観る(5秒の余裕)
お子さまが泣いているとき、すぐに抱き上げる前に、ほんの5秒、観てください。
- 体は熱くないか
- おむつは大丈夫か
- 体のどこかが気持ち悪そうにしていないか
明らかな不快がない場合は、「あ、これはかんのむしが出てるんだな」と、心のなかで言葉にしてみてください。
このひと言で、お母さん・お父さん自身が少し落ち着きます。お子さまにかける言葉も変わります。
触れる(手当)
「手当て」という言葉は、もともと「手を当てる」が語源です。
お子さまの背中に、ゆっくりと手のひらを当ててください。すこし温めるような気持ちで、ゆっくり、ゆっくり。
「大丈夫だよ」「ここにいるよ」と、声に出してもいいし、出さなくてもいい。
ただ、手の温かさが伝わるだけで、お子さまが落ち着いてくることがあります。
環境を調える(養生)
お子さまの寝る場所のまわりを、もう一度見てください。
- 部屋は明るすぎないか(豆電球くらいの暗さがちょうどよい)
- 暑すぎ・寒すぎないか
- 急に音がしないか(テレビの音、玄関のドア音)
明るさ・温度・音、この3つを「ちょうどよく」調えてあげるだけで、夜泣きが楽になることがよくあります。
1597年から続く「施薬」の心 — 宇津救命丸というお守り
それでも、夜泣きやかんむしが続くとき。
お母さん・お父さんが、心も体もくたびれてしまうとき。
そういうとき、お守りのひとつとして、宇津救命丸というお薬があります。
薬は最後の選択肢ではなく、お守りの選択肢
宇津救命丸は、慶長2年(1597年)、栃木の地で生まれました。今で言えば400年以上前、徳川家康が江戸幕府を開くより前の話です。
当時、子どもを亡くす親はとても多くいました。宇津家の祖先は、なんとかして親の悲しみを減らしたい、その一心でこの薬をつくり、人々に分け与えました。これを「施薬(せやく)」と呼びます。
施薬の心
施薬の心は、薬を売ることではなく、親子の安心をつくることでした。宇津救命丸は、この心を400年受け継いできました。「最後の選択肢」ではなく、「困ったときに頼れるお守り」として、ご家庭の薬箱に置いていただきたいお薬です。
小児の夜なき・かんむしのお薬
宇津救命丸は、小児の神経質・夜なき・かんむしなどに用いる生薬製剤の医薬品です。
詳しい効能効果は、添付文書に記載のとおりです。生後3ヶ月の赤ちゃんから服用していただけます。
商品は、銀粒(飲みやすい小粒)、糖衣(甘くてさらに飲みやすい)、回春仙(大人にも)の3種類があります。お子さまの好みやステージに合わせてお選びください。
あなた自身も、揺れていい
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
最後にひとつだけ、お伝えさせてください。
お母さん(お父さん)の気持ちは、子に伝わる
「かんのむし」は、実はお子さまだけのものではありません。
子育てのなか、お母さん・お父さんも、毎日のように気持ちが揺れます。眠れない夜、思い通りにならない子育て、自分の時間がない焦り、家族や仕事との両立。
そういう揺れは、ことばを介さずにお子さまに伝わります。「お母さんが落ち着いていないとき、子も落ち着かない」というのは、わたしたちが何百年も見てきた光景です。
ひとりで抱え込まないでください
だから、お子さまのかんむしを落ち着かせる前に、まずあなた自身を労ってあげてください。
- 10分だけでも、自分のために時間をとる
- 誰かに話を聞いてもらう
- 休む
それは、お子さまのためにも、いちばん大事なことです。
親子の安心という根本哲学
宇津救命丸は、「子どもの薬」ですが、つくっている根本の哲学は「親子の安心」です。お子さまのお守りであると同時に、お母さん・お父さんのお守りでもある会社でありたいと、わたしたちは思っています。
夜泣きの夜、ひとりじゃないと感じていただけたら、それだけで、わたしたちはうれしいです。
よくある質問
「かんのむし」は本当にあるんですか?
いいえ、虫がいるわけではありません。「かんのむし」は、お子さまの気持ちや神経の揺れを表す、昔からの呼び名です。病気ではなく、発達の途中で自然に出てくるサインです。
「かんむし」と「夜泣き」は同じものですか?
同じではなく、夜泣きは「かんのむし」が夜に出る形のひとつ、と考えるとわかりやすいです。ほかに、ぐずり、ギャン泣き、興奮泣き、寝ぐずりなども「かんのむし」の出方として知られています。
うちの子のかんむし、いつまで続きますか?
お子さまの神経が育つにつれて、徐々に落ち着きます。多くは1歳半〜3歳までに目立たなくなりますが、個人差があります。大事なのは、長引いても「あなたの育て方のせい」ではないということです。
かんのむし君メソッドって、どこで詳しく学べますか?
このページの「7つのいろ」がメソッドの中心です。LINEに友だち追加していただくと、「夜泣き」「癇癪」「大人の疳の虫」の3つの無料レッスンも受け取れます。
宇津救命丸は何歳から飲ませられますか?
生後3ヶ月から服用していただけます。粒は直径2ミリ前後の小さなサイズで、お子さまでも飲みやすい工夫がされています。詳しくは添付文書をご参照ください。
副作用はありますか?
詳しくは添付文書をご参照ください。お子さまに体質的に合わない場合もあります。違和感があれば服用をやめ、医師・薬剤師にご相談ください。
樋屋奇応丸との違いは?
どちらも400年以上の歴史を持つ小児用生薬製剤で、承認効能効果はほぼ同じ範囲です。組成にやや違いがあります。詳しくは「夜泣きの薬・漢方 完全比較」のページもご参照ください。
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