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大切な睡眠のお話 ~①自律神経と睡眠の関係とは?~

2024年05月21日

親御さんは育児でいつも睡眠不足になりがちですが、人や動物にとって睡眠は生きていく上で欠か
せない大切なことです。では、なぜ人は眠るのか、なぜ睡眠が必要なのか、よい睡眠を得るには
どうすればよいのか、睡眠について、いろいろな角度で調べてみました。

なぜ睡眠は必要なのか?
眠るのは哺乳類だけではありません。脳を持った哺乳類、魚、鳥、爬虫類などの脊椎動物だけでな
く、脳、あるいは脳に近い器官を持った下等生物のショウジョウバエまで「眠り」が確認されてい
るようです。その眠りは様々で、動物で最も睡眠時間が長いコアラは1日22時間、もっとも短いキリン
は1日わずか20分ほどしか眠らず、熟睡しているのは1、2分だとか。また、イルカや魚類、渡り鳥
などは脳の半分だけ眠ると言われています。それは、外敵から守るためだったり、エサを獲るため
だったり、泳いだり飛び続けなければならないという生態に合わせているからですが、共通するの
は眠らなければ死んでしまうということです。

寝室画像

眠るのは哺乳類だけ?
人や動物の身体は脳によってコントロールされています。しかしその脳は持続して働くことに弱く、
そのため脳を休ませ修復することが必要で、それが睡眠なのです。
睡眠によって日中働いた脳をしっかりと休め、ストレスを解消することができ、記憶の整理、定着
をさせます。とくに子供の脳は10歳から12歳ぐらいまでに急成長して拡大し、寝ている間に大量の
いろいろな情報を整理して蓄えています。

また、睡眠中は脳内からメラトニンというホルモンが分泌され、リラックスさせて心と身体のメンテ
ナンスも行っていますが、そのメラトニンにはビタミンEの2倍もの抗酸化作用があることがわかっ
ています。

眠りについて2~3時間で成長ホルモンも分泌されますが、この成長ホルモンは疲労を回復させる
働きがあり、細胞を修復するなど免疫力と密接な関係があります。

睡眠画像

睡眠と免疫力
睡眠、とくに良質な睡眠は、体内の免疫力を高めます。
免疫力とは本来人体が持っている機能で、外から侵入する病原菌や体内で発生するガン細胞などを
撃退し、身体を守って健康を維持する力です。

その免疫力は良質な睡眠から得られますが、睡眠効率が高い人ほどかぜの発症率が低いというデータ
があります。かぜを引いて熱が出ると自然に眠くなり、しばらく眠ると症状が軽くなるということ
がありますが、これは体内の免疫力が身体を治そうとして戦っているからなのです

夜に眠ることが重要
赤ちゃんが夜泣きをし、お母さんや赤ちゃん自身が眠れなくても、「昼寝をしているから睡眠時間
は足りている」と思われるかもしれません。でも、夜の規則正しい時間に寝ることが重要なのです。

脳の中には時間を刻む細胞があり、周囲が暗くなると睡眠誘発ホルモンを誘発し、明るくなると分泌
が低下して目が覚めます。こうして人間は数億年かけて暗い間に脳は情報整理をし、身体は昼間使用
したエネルギーなどの補給・充足を行ってきました。
生活のリズムに必要な体内時計が正常に働くには、規則正しい睡眠が必要なのです。

自律神経の乱れは睡眠不足の原因の一つ 
人間には交感神経と副交感神経からなる自律神経というものが備わっており、無意識に身体の機能
を制御しリズムを整えています。交感神経は主に昼間明るくなると働き出し、心拍数や血圧・血糖
値の上昇、気管支の拡張など、身体の活動性を高める役割をします。
一方、副交感神経は夜に働き出し、交感神経とは逆の作用で、身体をリラックスさせ、休息の状態
にして体力を回復させます。

この2つの神経がバランスよく働くことによって、人間は健康で元気に生活していけるのですが、
この自律神経のバランスが乱れると、いろいろな障害が出てきます。とくにストレスなどによって
交感神経が高まると睡眠障害を引き起こし、寝つきが悪い、夜中に目が覚める、眠りなど、睡眠の
質が低下します。

 睡眠不足になると
人は睡眠不足になると疲労が溜まり体力が低下して、非常に不快な気分になったりします。また、
考えがまとまらなくて能率が上がらずすぐ忘れてしまいます。
脳が十分に休まらないと疲労感が残り、自律神経の乱れからさらなるストレスを招くこともあり
ます。

もっと重要なことは免疫力の低下で、免疫力が下がると病気にかかりやすくなり、体調が悪くな
るリスクも高まります。

良質な睡眠を得るには
それでは、よい睡眠を得るためにはどのようにすればよいでしょうか。
そのお話は次回に。