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宇津救命丸が夜泣きによく効く理由とは?成分について詳しく解説します。(ニンジン編)

2023年08月07日

その秘密は生薬成分にあります。人の姿に似ているニンジン(薬用人参)について解説して行きます。

今回は、植物性生薬のニンジンについて解説していきます。

朝鮮人参写真

ニンジン(人参)とは

ニンジンといってもスーパーで売っている赤いニンジンではありません。

ここでいうニンジンは、いわゆる高麗人参・朝鮮人参で、ウコギ科のオタネニンジンのことです。元来、ニンジンとはこのオタネニンジンのことをいい、形が人のように二股に分かれていることから人参と名付けられました。古くは2千年前から中国、朝鮮で薬として使われ、日本でも希少価値の高い薬草として使われてきました。またオタネとは「御種」に由来し、江戸幕府が栽培に成功して各藩に種子を与えたことから「御種人参」と呼ばれたそうです。

余談ですが、赤い野菜のニンジンはオタネニンジンとはまったくの別種で、江戸時代後期から輸入が始まり、栽培の容易さから西洋野菜として広まっていきました。形がオタネニンジンに似ていることから、当初はセリニンジン・ナニンジンと呼ばれていましたが、いつしかニンジンといえば現在の赤いキャロットを指すようになりました。

ニンジンには、消化促進作用・強壮作用・鎮静作用があり、宇津救命丸や養命酒など有名な市販薬や漢方薬に使われているほか、ニンジン茶や参鶏湯(サムゲタン)の材料など、食用としても使われています。

ニンジンは、主な生産地が朝鮮だったことから朝鮮人参と呼ばれていましたが、戦後は薬用人参と呼ばれるようになりました。しかし、「薬用」が薬事法に抵触するということで、いまは高麗人参と呼ばれ、医薬品の成分としてはニンジンと表記されます。

ニンジンの形状は全長60~70センチで大根に似て、先が二股三股に分かれているのが特徴です。また、長いひげが生えており、中国ではこのひげが長いほど価値があるそうです(中国ではひげだけでも売っています)。

3年から5年で収穫しますが、この長いひげで地中の栄養分を吸収し、一度収穫するとその土地ではその後10年先まで草もろくに育たないといわれるほど土地の栄養分を吸い尽くしてしまうといわれています。

江戸時代より日本でも栽培が進み、長野県や東北地方で良質なニンジンが収穫されています。しかし、ニンジンは朝鮮(韓国)というイメージが強いので、一度韓国に輸出し、韓国のラベルを貼って逆輸入されたという話もありました。 以前当社の工場内でニンジンを栽培したことがありましたが、残念ながらすべてモグラに食べられてしまいました。

今回は、夜泣きのお薬「宇津救命丸」の含有成分の一部についてご紹介させて頂きました。今後、順次成分について説明していきたいと思います。

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